...田端(たばた)の音無川(おとなしがは)のあたりには冬になると何時(いつ)も鶺鴒(せきれい)が来てゐる...
芥川龍之介 「一番気乗のする時」
...悄然として音無し...
太宰治 「右大臣実朝」
...試合の相手である音無し流の剣道の達人机龍之助に縋(すが)って行くお浜が...
徳田秋声 「縮図」
...まだ知ることのできないのは机竜之助が音無しの構え...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の音無しに構えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...沢井の道場の音無(おとなし)の名を遠近から伝え聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...音無川(おとなしがわ)を――現今(いま)では汚れた溝川になっているが――前にした...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...ラヴィニアかく言いて、家の入口の扉に背を向けていると、或る目に見えぬ手、帷幔を音無く、然(しか)し力烈しく側(かた)えに引く...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...音無の牡馬を殺したのは――」「さう/\――馬でなくつて...
牧野信一 「鬼の門」
...例へれば音無の親爺が...
牧野信一 「鬼の門」
...」「大変だあ……」音無は...
牧野信一 「鬼の門」
...」すると音無は、「もう駄目だ!」と唸つたかと思ふと、歯を喰ひしばつて仰向けに倒れた...
牧野信一 「鬼の門」
...やがて息を吹き返すであらう音無が...
牧野信一 「鬼の門」
...音無の親爺をはじめ一族郎党は気狂ひ騒ぎでありますよ...
牧野信一 「鬼の門」
...酒の買出しに遥々とやつて来た音無家のお得意様なんだよ...
牧野信一 「酒盗人」
...――はからずも音無の森でツオイス像の高笑の御声を聞かうとは何たる妙佳なことであらうよ...
牧野信一 「酒盗人」
...音無川に沿うて根岸から王子への一筋道...
山本笑月 「明治世相百話」
...妹の下手に音無(おとな)しく坐る...
若山牧水 「姉妹」
便利!手書き漢字入力検索
