「靭」の意味
柔軟で強い
小説での「靭」の使い方
...恰(あたか)も細且(かつ)強靭なる時計の弾機(ぜんまい)に触れしが如し...
芥川龍之介 「上海游記」
...護謨(ゴム)のように強靭で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いかなる場合にも真摯な研究態度と柔軟にして強靭なる生活意欲(芸術家としての)を失わなかつたから...
伊丹万作 「広告」
...むちのように強靭(きょうじん)で...
江戸川乱歩 「影男」
...身体は6枚の主な膜と56枚の小さな膜、6または7重の皮膚、5つの“感覚臓器”(手、足、腕、性器、舌)、5つの”触る臓器”、7つの空気、胆汁、粘液、血液、消化された食べ物、未消化の食べ物、と女性では胎児のための8番目があり、15の内臓、9の開口、10の生命の座....107の点で、これが傷つくと危険であったり致死的である、360の骨、210の関節、900の靭帯、500の筋肉......脈管と関係してデータは変化する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...これに乗るか降りるかだ」「この男は何て強靭な頭脳を持っているんだろう!」ラスチニャックはヴォートランが杖を腕に抱えて静かに立ち上がるのを見ながら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「私の目と強靭な記憶です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...若い頃は強靭な体力があったことを示している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...強靭な意志の力だけで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...友の生活に向ってそれだけ強い意識をもちつづけ得るほどの強靭な人間性というものが珍しく...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...「三浦右衛門の最後」「俊寛」等で武士道徳のしきたりよりも更に強い人間の生命への執着と生の力の強靭さというようなものをその原形において押し出している...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...社会的な責任の自覚やある意味で仕事の上での闘志も強靭にされてゆくのではないでしょうか...
宮本百合子 「現実の道」
...強靭な知的探求力とその理づめな権威力をもつより...
宮本百合子 「現代の主題」
...民族は抑圧に対抗するとき最も強靭(きょうじん)であり...
矢部貞治 「政治学入門」
...その刑部様の強靭(きょうじん)な肉情から飽かれない限り...
吉川英治 「大岡越前」
...これらの部位は全て恐ろしく強靭で革のように丈夫だが極めて柔軟...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...そのものの異様なほど健全で強靭な組織が弛緩し伸長していくことになった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...実際強靭(きょうじん)で...
和辻哲郎 「松風の音」
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