...青筋出して肝癪(かんしゃく)起した二葉亭の面貌(めんぼう)が文面及び筆勢にありあり彷彿して...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...事の面貌をいっそう深刻なものにしているが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そは此所に述(の)べたる如き面貌の土偶は乳房(ちぶさ)の部の膨れ方甚(はなはだ)少(すくな)きを以て察(さつ)すべし...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...今だに其面貌と服装さへはつきりと思浮べることができる...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...近藤隊長は精悍(せいかん)そのもののような面貌(かお)をしておりますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...一夜にしてその面貌(めんぼう)を改めてしまった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...同時に将来の皇帝暗殺犯人の面貌です...
久生十蘭 「魔都」
...このやうな悩ましい面貌を永年保ち続けて来たのだ...
牧野信一 「痴酔記」
...友達の妹(森百合子)の家出の事などを中心にして彼方此方に様々な形の低気圧が起らうとしてゐる明るい海辺の村の面貌を写し来つたのです...
牧野信一 「南風譜・梗概」
...世にも浅はかなる面貌となりたり...
牧野信一 「変装綺譚」
...「柏軒先生の面貌には覇気があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...常に美しいとばかり思っていた面貌の異様に変じたのに驚いて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...まるまるその面貌を改めてはおるまい...
柳田國男 「地名の研究」
...藺笠(いがさ)としろい面貌(おもざし)へうつくしくうけて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...面貌(おもざし)はそう変ってもいない」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...笠につつまれていた面貌も...
吉川英治 「新書太閤記」
...行者の面貌を見ようとした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...面貌(おもざし)も上品だし...
吉川英治 「平の将門」
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