例文・使い方一覧でみる「面の皮」の意味


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...舳(へさき)の方へ行っていなさい」中間こそ好い面の皮...   舳の方へ行っていなさい」中間こそ好い面の皮の読み方
江見水蔭 「悪因縁の怨」

...亭主こそ好(い)い面の皮だ...   亭主こそ好い面の皮だの読み方
徳田秋聲 「絶望」

...お主(ぬし)の面の皮にも驚くぜ! 飛び上がれ...   お主の面の皮にも驚くぜ! 飛び上がれの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...この面の皮をいったいどうしてくれるんだ」金助はこう言いながら...   この面の皮をいったいどうしてくれるんだ」金助はこう言いながらの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...赤銅色(しゃくどういろ)に黒ずんだ顔面の皮膚の下の筋肉は鋭いほどに引締っている...   赤銅色に黒ずんだ顔面の皮膚の下の筋肉は鋭いほどに引締っているの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...がんりきの百の野郎ほどの図々しい面の皮を以てして...   がんりきの百の野郎ほどの図々しい面の皮を以てしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...太陽が外面の皮殻(ひかく)を衝(つ)き破られたのだから...   太陽が外面の皮殻を衝き破られたのだからの読み方
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」

...「へッ、いい面の皮で、親分の言った通り、見事に担(かつ)がれましたよ」「守随(しゅずい)の若旦那は無事かい」「四日間あっしと狩屋(かりや)という浪人者と、店中の腕に覚えの手代たちが十何人で見張ったが、ろくな蚤(のみ)にもさされやしません」「手紙は三本だけか」「それが不思議なんで、いっこう業(わざ)をしないくせに、脅かしの手紙だけは、毎日一本ずつ五本まで来ましたよ...   「へッ、いい面の皮で、親分の言った通り、見事に担がれましたよ」「守随の若旦那は無事かい」「四日間あっしと狩屋という浪人者と、店中の腕に覚えの手代たちが十何人で見張ったが、ろくな蚤にもさされやしません」「手紙は三本だけか」「それが不思議なんで、いっこう業をしないくせに、脅かしの手紙だけは、毎日一本ずつ五本まで来ましたよの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...いかな面の皮の厚い清五郎でも逃出すだらう...   いかな面の皮の厚い清五郎でも逃出すだらうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...良い面の皮見たいなもので...   良い面の皮見たいなものでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...面の皮を引ん剥いた...   面の皮を引ん剥いたの読み方
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」

...どうせ普段から滅茶苦茶なんぢやありませんか――好い面の皮だア長男だなんて!」彼は...   どうせ普段から滅茶苦茶なんぢやありませんか――好い面の皮だア長男だなんて!」彼はの読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...表面の皮がまず容易にとれる...   表面の皮がまず容易にとれるの読み方
牧野富太郎 「植物知識」

...面の皮千枚張りと言うが二千枚三千枚張りの供車にして同じ噺をしゃべり立てた...   面の皮千枚張りと言うが二千枚三千枚張りの供車にして同じ噺をしゃべり立てたの読み方
正岡容 「寄席」

...それにしては手討になる老臣粟田主膳といふ男こそいい面の皮なれ...   それにしては手討になる老臣粟田主膳といふ男こそいい面の皮なれの読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...なんだ、……なんのためにあの野郎のことなんぞ云いだすんだ、ちぇっ、よしゃあがれ縁起でもねえ」「おれの云いてえのはそんなことじゃあねえ」彼はそれまで饒舌(しゃべ)ったことを打ち消すように、ゆらゆらと首を振り、するとよろめいて、よろめいたまま道を斜めに歩きながら呟いた、「――おれは天下の岸沢蝶太夫だ、女にかけたって人にひけはとりゃあしねえ、おぼこから年増まで、娘、かみさん、後家、くろうとの差別なく、これと眼をつけておれのものにならなかった女は、一人もいなかった、こっちからもちかけるまでもねえ、捌(さば)ききれなくてげっぷの出るほど向うからもちかけて来た、それが、……あの娘、おりうに限ってこんなことになるなんて、へっ、初めて逢ってからもうすぐ一年にもなろうってのに、手を握ったのが今日が初めて、おまけにいまいましいのはこっちがのぼせてることだ」彼は立停った、「なんだ」と彼は左右を見まわした、「仲次郎がどうしたってんだ、誰だ、仲次郎がどうしたってんだ」「へっ」と首を振って、彼はまた歩きだした、「小娘のくせにのぼせるな、今日まで手も握らなかったのはな、そっちが熱くなるのを見たかったからだ、それをなんでえ、ちょっと下へおりて、小部屋へ支度をするように云って、帰るともういねえ、へっ、いい面の皮だ、こっちは小部屋の支度を頼んだんだぜ、岸沢蝶太夫ともあろう者がさ、――お伴れさまはお帰り、土産の折詰にはなまで置いてある、いいざまだぜ」人の混雑する広小路を横切り、薬研堀(やげんぼり)から旗本の小屋敷のあいだを、住吉町のほうへぬけていった...   なんだ、……なんのためにあの野郎のことなんぞ云いだすんだ、ちぇっ、よしゃあがれ縁起でもねえ」「おれの云いてえのはそんなことじゃあねえ」彼はそれまで饒舌ったことを打ち消すように、ゆらゆらと首を振り、するとよろめいて、よろめいたまま道を斜めに歩きながら呟いた、「――おれは天下の岸沢蝶太夫だ、女にかけたって人にひけはとりゃあしねえ、おぼこから年増まで、娘、かみさん、後家、くろうとの差別なく、これと眼をつけておれのものにならなかった女は、一人もいなかった、こっちからもちかけるまでもねえ、捌ききれなくてげっぷの出るほど向うからもちかけて来た、それが、……あの娘、おりうに限ってこんなことになるなんて、へっ、初めて逢ってからもうすぐ一年にもなろうってのに、手を握ったのが今日が初めて、おまけにいまいましいのはこっちがのぼせてることだ」彼は立停った、「なんだ」と彼は左右を見まわした、「仲次郎がどうしたってんだ、誰だ、仲次郎がどうしたってんだ」「へっ」と首を振って、彼はまた歩きだした、「小娘のくせにのぼせるな、今日まで手も握らなかったのはな、そっちが熱くなるのを見たかったからだ、それをなんでえ、ちょっと下へおりて、小部屋へ支度をするように云って、帰るともういねえ、へっ、いい面の皮だ、こっちは小部屋の支度を頼んだんだぜ、岸沢蝶太夫ともあろう者がさ、――お伴れさまはお帰り、土産の折詰にはなまで置いてある、いいざまだぜ」人の混雑する広小路を横切り、薬研堀から旗本の小屋敷のあいだを、住吉町のほうへぬけていったの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...あの僣上(せんじょう)な忠義ぶった面の皮を...   あの僣上な忠義ぶった面の皮をの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...犬養毅以上の面の皮で描くんぢやないか――などと云つてよく私をからかふ...   犬養毅以上の面の皮で描くんぢやないか――などと云つてよく私をからかふの読み方
吉川英治 「折々の記」

「面の皮」の読みかた

「面の皮」の書き方・書き順

いろんなフォントで「面の皮」

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