...その非道なる思想抑壓手段を國民及び觀察者の耳目を聳動することなくして行ひ得る機會に到達したものとして喜んだのである...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...アプロヂ,テーに向ひいふ『あゝ非道なり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...害悪な虫けらのように残忍非道なことをしてのけるフョードル・パーヴロヴィッチが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...何となく東洋的なる固有の残忍非道な思いをさせてかえって痛快ではないか...
永井荷風 「妾宅」
...自分の非道なしうちのわびをしたいと思ひました...
新美南吉 「鳥右ヱ門諸国をめぐる」
...非道な金持から盗って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『千里の虎』は非道な金持か...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...非道な高利貸(かうりかし)を始め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わけても非道な金貸などを襲つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非道な金貸しを、花火玉で脅(おど)かしたのはまだ惡戲で濟まないことはなく、續いて起つた槍の穗も、肩に淺い傷を負はせただけで、大した問題にする程のこともなかつたのですが、最後の臼の詭計に至つては、許すべからざる企(たく)らみの深さを思はせるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼等は彼等自身又は彼等の祖國を非道な待遇から解放することが出來ずに死ななければならぬ...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「劒の教義」
...非道な掟が布かれたので...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...強慾非道な質屋の蔵をすぐに荒してやったわけだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...生れて初めて非道なめにあい...
山本周五郎 「さぶ」
...非道な栄華を心(しん)から憎しむ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...――だが、胸がスウッとしたな、夜叉権の一件にゃあ」「強慾な金貸野郎が、あんな目に遭うなあ世間の薬だ」「今まで、彼奴(あいつ)のために、泣きを見せられていた貧乏人達ゃあ、大欣びで、赤の飯を炊(た)いたろう」「雲霧大明神か」「お互いに、あんまり、非道な金は、絞(しぼ)るめえぜ」「下手(へた)あすると、次は、三井だって、あぶねえことさ」「ホイ、今日は、餅撒きだ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...まだ息のある病人の着物を剥(は)いで盗んでゆく非道な人間だのが横行していた...
吉川英治 「親鸞」
...それともその人間が極悪非道な奴で...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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