「青」の意味
青色
小説での「青」の使い方
...古い泥七宝(でいしつぱう)の青に似てゐる...
芥川龍之介 「春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる」
...それが乃(すなは)ち火を待つばかりに紅血(こうけつ)の油を盛つた青春の火盞(ひざら)ではないか...
石川啄木 「雲は天才である」
...青木をかげへ呼んでその旨を報告した...
岩野泡鳴 「耽溺」
...その的というのは、白い紙の上に、水珠(みずたま)を寄せたように、茶椀(ちゃわん)ほどの大きさの、青だの、赤だの、黄だの円(まる)が、べた一面に描いてあって、その上に5とか3とかいう点数が記してあった...
海野十三 「赤外線男」
...自国の青年たちの革命の絶叫である...
太宰治 「惜別」
...ぬきんでた樣な青い松と...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...そうすると、青嵐が、それを押しとどめるようにして、「まあ、いいじゃないか、ゆっくりして行き給えよ」「ゆっくりしていると、日が暮れらあ」「日が暮れたら、泊って行き給え」「そうしちゃいられねえんだよ、おいらはこれから人を探さなくちゃあならねえ」「誰を?」「そのお銀様という人と、それから……もう一人の人間を、今晩は夜通しかかっても探して帰らなくちゃあならねえ」「それは、よした方がいいぞ、君」「どうして」「どうしてたって、夜は危険だよ、夜歩きをするのはあぶない」「あぶねえことがあるもんか」と米友が呟(つぶや)いて、よけいなお節介を言う人だという眼を以て見る...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを青楓君は寫生したり...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...青年は墓場をぬけて...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...村の在郷軍人団と青年会の有志で初めて組織された野楽隊なのである...
牧野信一 「村のストア派」
...何とも云(い)へず青白くさっぱりしてゐました...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...青年団に学生が多い方がいいという点だそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「りっぱな青年官吏ばかりですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの青銅の人のほかにはありません...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...青空の日が続くようになった...
矢田津世子 「凍雲」
...二人で青年時代に稽古した浄瑠璃を...
横光利一 「旅愁」
...地摺の青眼という秘太刀を習い...
吉川英治 「剣の四君子」
...青白い柿の花がいっぱいにこぼれていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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