「霜」の意味
冷たい霜
小説での「霜」の使い方
...やがて霜に申され候は...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...鼻あらしを霜夜にふつふつと吹いて曳(ひ)く囃子屋台を真中(まんなか)に...
泉鏡花 「怨霊借用」
...胼(ひゞ)あかぎれ霜傷(しもやけ)の妙薬鶴の脂...
内田魯庵 「貧書生」
...この霜やけのお蔭で...
大杉栄 「獄中消息」
...北海道の開墾地は何年の星霜を經てどれだけの田地が出來ましたか...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...霜はまだ二朝(ふたあさ)三朝(みあさ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...出汐まつ舟の灯や春の雨 凌霜佗住や足袋干すほどの春日影 凌霜四月廿一日...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...厠の窗より夜の庭を窺見るに霜を浴びたる落葉銀鱗の如く月色氷の如し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...神戸牛の霜降肉のようになっている所もあり...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...霜(しも)を破(やぶ)る日(ひ)の色(いろ)が射(さ)して...
夏目漱石 「門」
...平次は奉公人達を案内させて、念入りに家の内外を見廻りましたが、戸締りにも、庭の霜柱にも、何の変りもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...四隣(あたり)に物おと絶えたるに霜夜の犬の長吠(とほゞ)えすごく...
樋口一葉 「軒もる月」
...頭に霜を戴き顏に皺(しわ)の波をつくるのも程遠からぬやうに思はれて...
正宗白鳥 「母と子」
...霜といろいろに変るという和歌であった...
宮城道雄 「私の若い頃」
...やはり霜を被(かぶ)っている線路の枕木の上へ...
夢野久作 「木魂」
...やはり白い霜を冠(かぶ)った礫(こいし)の大群の上に重なり合っているばかりであった...
夢野久作 「木魂」
...隣の王婆」「砒霜(ひそう)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...奥仕えの於霜(おしも)は...
吉川英治 「日本名婦伝」
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