「震」の意味
揺れ動く
小説での「震」の使い方
...恰も地震の間際に聞えるゴウと云ふ地鳴に似て...
石川啄木 「病院の窓」
...地殻が少し動くと、陸は震へて、地は恐ろしい口のやうに裂けて了ふのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...突然轟音(ゴウオン)トトモニハゲシキ震動ヲ受ケ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...一本のブルブル震(ふる)えた棒を横にひいた...
海野十三 「階段」
...蒼(あお)くなって震え上るに相違ない...
太宰治 「新ハムレット」
...江戸時代には地震以外にもたくさんの火事があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...ただきわめて少数な学者たちが熱心に地震の現象とその生因ならびにこれによる災害防止の研究に従事している...
寺田寅彦 「時事雑感」
...彼は唇を震わしながら咄嗟に言葉が出なかった...
豊島与志雄 「反抗」
...震災前までは東京の下町住宅には...
長谷川時雨 「家」
...それを聞いて手の震えを感じた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...私は総身を震はせて...
牧野信一 「剥製」
...はげしい地震や地鳴りのなかで...
宮沢賢治 「グスコーブドリの伝記」
...インフレーション時代のベルリンと日本の震災時分を背景として動揺する中層の精神を描いて印象深くありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ともかく直接に地震によってひき起こされる一つの発光現象が存在することが明らかになったと思われる...
武者金吉 「地震なまず」
...その必要はない」「いや云わなくてはならない」客の声はわなわなと震えていた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...指針(はり)が一本ブルブル震えていたろう...
夢野久作 「焦点を合せる」
...一震の黒雲を破ッた雷獣のごとく跳びかかって...
吉川英治 「私本太平記」
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