...黙って震(ふる)えている姪(めい)の髪を劬(いたわ)るように撫(な)でてやった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...震災の火事にも滅びなかつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...これは地震波の伝播速度に関する観測の結果からも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...「占めた!」思わず指先が震えだした...
海野十三 「流線間諜」
...あなたの肩(かた)は震(ふる)えていました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...少女のブルブルと震えて差うつむいたのを見て...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...震え上るほどの嬉しさだった...
豊島与志雄 「川端柳」
...震え揺(ゆら)ぎはためくすべてのもの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...涙を流し、身を震わし、嫌悪(けんお)の念にむせびあげていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...壁や天井にうつる大きい狐の繪は震へてゐた...
林芙美子 「暗い花」
...あの時の震駭を物語つてゐるやうだ...
原民喜 「廃墟から」
...震災で私の母を失ってからの十何年かの淋(さび)しい独居同様の生活...
堀辰雄 「花を持てる女」
...手の震えが収まると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...次に石本博士の「地震と芭蕉」という文の一節をかかげる...
武者金吉 「地震なまず」
...地震の時には、各地で電光のような光が観察された...
武者金吉 「地震なまず」
...何かの予感で唇を少し震わせて言った...
室生犀星 「三階の家」
...天地は震撼(しんかん)した...
吉川英治 「三国志」
...その後自分は近き将来に起こるべき関東大地震の可能性については疑いを抱かなかった...
和辻哲郎 「地異印象記」
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