...雲助(くもすけ)の風(ふう)に似(に)て...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...雲助のような言葉で承諾しました...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...悪雲助共に逢うたか...
直木三十五 「南国太平記」
...悪くすると雲助(くもすけ)仲間の名折れになるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲助が追っかけたら逃げる分のことで」旅には慣れきったような男であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲助や破落漢(ならずもの)の啖呵(たんか)が慄(ふる)えてものにならなかったことも再三あるのを心得ていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その雲助を、あんなことを言って罵ってしまったから、その怒り出すことは火を見るようなものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...およそ、甲州の裏表、日光の道中筋で、この間中から、俺は三つの怪しい乗物を見たんだ、その一つは高尾の山の蛇滝(じゃだき)の参籠堂から出て、飯綱権現(いいづなごんげん)の広前(ひろまえ)から、大見晴らしを五十丁峠へかかった一つの山駕籠と、それからもう一つは、府中の六所明神の前を五六人のさむらいに囲まれて、一散に東へ向って急いだ黒い乗物と、もう一つは……ほぼそれと同じ時刻に、八王子の大横町から日光街道を北へ走った、やはり黒い一挺の乗物だ、この三つがどうも合点(がてん)のゆかねえ乗物だと思っているが、がんりき、お前の捜している見当はどれかそのうちの一つだろう」「違(ちげ)えねえ」がんりきは額を丁(ちょう)と打って、「この間の晩、小名路(こなじ)の宿を通ると、雲助連中が、小仏へ天狗が出た、天狗が出たというから、よく聞いてみると、なんのことだ、天狗というのは、おおかた兄貴のことだろうと俺だけに察しがつくと、おかしくってたまらなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...それだけでも雲助四人の手には合わないことはわかっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰にも分らない雲助の振舞であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...その前で多数の雲助が「馬方蕎麦(そば)」の大盤振舞にありついているところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかにこの場に集まった雲霞の如き雲助という種族が...
中里介山 「大菩薩峠」
...わが雲助こそは、天真流露の自然児であるのに、かの折助は、下卑た、下等な、安直な、そのくせ小細工を弄(ろう)する人間の屑である...
中里介山 「大菩薩峠」
...一も二もなく雲助のきっぷに惚れ込んだ道庵が...
中里介山 「大菩薩峠」
...旅人や雲助を相手に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼らは我国の雲助にも劣った...
穂積陳重 「法窓夜話」
...二人の雲助は、最初から、狂女と思いあやまってしまっているのだが、今、この刹那、浪路はたしかに正気を失ってしまっているのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...二人の雲助の帯際をつかんで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
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