...糊の附いた襟が指に障るので顫えながら...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...早瀬さんの御身分に障るようなこともござんすまい...
泉鏡花 「婦系図」
...銅山の毒が何に障るかと云ふ位の事は分り切つて居るのに...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...名を付けると先代以来の幸運に障るというような迷信から子も孫も屋号を付けなかったためだそうな...
寺田寅彦 「話の種」
...障るものなき辺(あたり)へ来ると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...どう障るか分らないんですから...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...一皿位では胃に障るやうなことはない...
長塚節 「旅行に就いて」
...癪に障るような身分でもなし...
夏目漱石 「坑夫」
...もう少し位話しても障るやうなことは御座いません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...失業者には癪に障るほど...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...妹(いもと)ども怕(こわ)がりて腫(は)れ物のやうに障るものなく...
樋口一葉 「大つごもり」
...私も昔しの身でなければ種々(いろ/\)と障る事があつてな...
樋口一葉 「十三夜」
...気に障るようなことをいったかしら」「酒瓶の仕掛けというのは...
久生十蘭 「雪間」
...時としてはその言論が政府の癪(しゃく)に障ることもあろう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...機嫌に障るような事があると困るので...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...「きさまは癪(しゃく)に障る野郎だ」と松田はくいしばった歯のあいだから云った...
山本周五郎 「さぶ」
...お乳に障るから化粧は控えるようにと云っても...
山本周五郎 「初蕾」
...少しでも機嫌に障ることがあると...
山本周五郎 「半之助祝言」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
