「際涯」の意味
物事の終わりや限界
「際涯」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクトの際涯が見えない状況で、適切なリソース配分が困難だ。
- 文学彼の苦悩は際涯なく続く海のようだった。
- 哲学人間の認知には自ずと際涯が存在する。
小説での「際涯」の使い方
...暗い深い際涯(はてし)のない悲哀が...
有島武郎 「或る女」
...彼の際涯無き大空に対して...
石川三四郎 「土民生活」
...地獄の際涯(さいがい)でもどこでも恐れやしません...
海野十三 「流線間諜」
...際涯(はてし)のない暗闇の中に...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...」「崇(とうと)き憤り!」「際涯なき自由!」彼は...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...天空の蒼々として際涯なきを見て...
高木敏雄 「比較神話学」
...烟波渺茫として際涯を見ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼の考える「元子の雨」が無際涯(むさいがい)の空間の果てから地上に落下しつつある...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...一望際涯(いちぼうさいがい)のない高原にも...
中島敦 「李陵」
...郊外(かうぐわい)に際涯(さいがい)もなく植(うゑ)られた桃(もゝ)の花(はな)が一杯(ぱい)に赤(あか)くなると其(そ)の木陰(こかげ)の麥(むぎ)が青(あを)く地(ち)を掩(おほ)うて...
長塚節 「土」
...左右は孰れも茫々として際涯もないかと思ふ程蜀黍畑が連續して居る...
長塚節 「彌彦山」
...今迄光線のよく通らない際涯のない森林を通つて來て急に闊然と眼界が開けたので...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...それから際涯のないイシカリの原野を見わたしていた...
本庄陸男 「石狩川」
...際涯のない夜のなかでは気の毒なほど沈んでいた...
本庄陸男 「石狩川」
...その際涯もない海の上には...
本庄陸男 「石狩川」
...殆んど際涯(はてし)もないと思われる巨大な...
夢野久作 「暗黒公使」
...渺々(びょうびょう)際涯(さいがい)なき大陸を終日ながめていた...
吉川英治 「三国志」
...野は際涯(さいがい)もなく広いという...
吉川英治 「源頼朝」
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