...而も猶彼等と聖者とを隔てるものがこの傲慢の罪に在るのではないと...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...見る人と役者とを隔てる何等機械的の工夫もない方が却つて仮面の役者たちをより奇怪なものに思はせるやうである...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「鷹の井戸(一幕)」
...心と世とを隔てる幕...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...パリを西北に百粁(キロメートル)ほど隔てるエヴルー(Evreux)の町に...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...もう何も間を隔てる物がない時になって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...運命は一重の壁に思う人を終古(しゅうこ)に隔てると共に...
夏目漱石 「虞美人草」
...迫って来るガラッ八を押し隔てるように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...和助さん」と隔てるお舟...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生死境を隔てると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...左手に側廊(アイル)を隔てる円柱の列が高い穹窿天井(ヴウト)を支え...
久生十蘭 「ハムレット」
...三階の表と裏の部屋々々を隔てる階段につゞいた長い廊下で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ヒトと貧乏人を隔てる湾のかけ橋だったりする...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...または各十年を隔てるこれらの時期が正しい平均を表わさないか...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「月影は見し世の秋に変はらねど隔つる霧のつらくもあるかな霞(かすみ)が花を隔てる作用にも人の心が現われるとか昔の歌にもあったようでございます」などと源氏は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...はるかに雲が隔てるというほどの山でもないのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今まで話していたスフィンクスと己との間を隔てるには十分だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その三之丞とわかれて峠を隔てると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼我を隔てる巨大な地質学的時代に妨げられることはなかった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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