...母と子とを隔てている嚢(ふくろ)の天井を噛(か)み切った...
芥川龍之介 「女」
...幾度(いくたび)促しても肯入(ききい)れなかったが……火鉢で隔てて...
泉鏡花 「婦系図」
...故国にあるその妻が寒暑につけても夫の身を案じつつ打った砧の音が遠く万里を隔てた夫の枕上に響いたという故事を話して聞かす...
上村松園 「砧」
...どれもこれも靴を隔てて痒きを掻くの流を出でなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...そこで今お話した通り莊園は初めは京都の公卿や豪族が遙に二三百里隔てゝ支配して居つたのですが...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...その客間というのは往来を隔てて向う側にある一軒建の家であった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...」モルガンは隔てなく...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...」ベルが鳴り止むと同時に襖を隔てた隣室から...
牧野信一 「F村での春」
...どれほどの「時間」を隔てて行はれたものか...
正岡容 「大正東京錦絵」
...そこで服薬の時間は少くも八時間を隔てるといふ規定によると...
正岡子規 「病牀六尺」
...平生(ふだん)雨戸一枚隔てた外の景色とは馴染(なじみ)が薄いのだった...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...羽目板を隔てた隣りの婦人室から...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...私に隔てをお持ちになって」と恨めしがるのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中一日を隔てゝ五日は柏軒が二条の城に宿直した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小路を隔てて一斉に袖を振る様子は...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...発着所の桟橋と道を隔てたところに建ってい...
山本周五郎 「青べか物語」
...默々たる其襲來の姿! 瞬間前に見えて居たつい近くの地獄谷を隔てゝの岩角も...
吉江喬松 「山岳美觀」
...もはや彼等二人の魂の間には何の隔てもなくなつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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