例文・使い方一覧でみる「隔」の意味


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...そして十畳と茶の間とのての襖(ふすま)をそっと明けると...   そして十畳と茶の間との隔ての襖をそっと明けるとの読み方
有島武郎 「或る女」

...一個小隊ないし一分隊の兵力を距離間六百メートルを間して鱗形に配置し...   一個小隊ないし一分隊の兵力を距離間隔六百メートルを間して鱗形に配置しの読み方
石原莞爾 「戦争史大観」

...横膜は、心の座である心臓を胃の不純な影響から分離していると彼は信じていた...   横隔膜は、心の座である心臓を胃の不純な影響から分離していると彼は信じていたの読み方
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」

...そのために森に沿うた遠の果樹園は少なからず被害がある...   そのために森に沿うた遠隔の果樹園は少なからず被害があるの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...貧富の壁を超越仕り真に朋友としての交誼を親密ならしめ...   貧富の隔壁を超越仕り真に朋友としての交誼を親密ならしめの読み方
太宰治 「不審庵」

...彼れ自身も亦自然に之れと相離せざるを得ざるに至る...   彼れ自身も亦自然に之れと相隔離せざるを得ざるに至るの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...やがて事物から自己を離することになる...   やがて事物から自己を隔離することになるの読み方
中原中也 「詩に関する話」

...離の感よりも寧ろ嫌悪(けんお)の念を催うした...   隔離の感よりも寧ろ嫌悪の念を催うしたの読み方
夏目漱石 「それから」

...其(その)代(かは)り通(とほ)りからは尤(もつと)も(へだゝ)つてゐる丈(だけ)に...   其代り通りからは尤も隔つてゐる丈にの読み方
夏目漱石 「門」

...狭い路地をてて相対したのはお粂の部屋...   狭い路地を隔てて相対したのはお粂の部屋の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...狹い空地(あきち)と物置の屋根を一つ(へだ)てて...   狹い空地と物置の屋根を一つ隔てての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...私たちとさう懸れてゐる訳ではなかつたが...   私たちとさう懸隔れてゐる訳ではなかつたがの読み方
原民喜 「小さな村」

...なほ人は解けず気(け)遠し雷の音も降れかし二尺の中に君と我とのりは僅に二尺しかない...   なほ人は解けず気遠し雷の音も降れかし二尺の中に君と我との隔りは僅に二尺しかないの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...相互いにてなくして可愛がるとまでにては未だ禽獣と区別するに足らず...   相互いに隔てなくして可愛がるとまでにては未だ禽獣と区別するに足らずの読み方
福沢諭吉 「日本男子論」

...あせりあせり熱心(ねっしん)に俺達(おれたち)に手(て)を差(さ)し出(だ)したのを知(し)ってゐるおれと君(きみ)とは塀(へい)を(へだ)てゝめくら探(さが)しにお互(たが)ひを求(もと)め合(あ)ひおれの手(て)と君(きみ)の手(て)はすれ/\になったまゝ塀(へい)の間(あいだ)で行(ゆ)き違(ちが)ったのだおれは想像(さうぞう)する破(やぶ)れたストーヴについて...   あせりあせり熱心に俺達に手を差し出したのを知ってゐるおれと君とは塀を隔てゝめくら探しにお互ひを求め合ひおれの手と君の手はすれ/\になったまゝ塀の間で行き違ったのだおれは想像する破れたストーヴについての読み方
槇村浩 「一九三二・二・二六」

...たとえそこに間があるにしても...   たとえそこに間隔があるにしてもの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...呉越(ごゑつ)の人たとひ天涯相つるとも...   呉越の人たとひ天涯相隔つるともの読み方
山路愛山 「英雄論」

...眼のまえを(へだ)てている闇の古池を見...   眼のまえを隔てている闇の古池を見の読み方
吉川英治 「黒田如水」

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