...そして十畳と茶の間との隔ての襖(ふすま)をそっと明けると...
有島武郎 「或る女」
...一個小隊ないし一分隊の兵力を距離間隔六百メートルを間して鱗形に配置し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...横隔膜は、心の座である心臓を胃の不純な影響から分離していると彼は信じていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...そのために森に沿うた遠隔の果樹園は少なからず被害がある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...貧富の隔壁を超越仕り真に朋友としての交誼を親密ならしめ...
太宰治 「不審庵」
...彼れ自身も亦自然に之れと相隔離せざるを得ざるに至る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...やがて事物から自己を隔離することになる...
中原中也 「詩に関する話」
...隔離の感よりも寧ろ嫌悪(けんお)の念を催うした...
夏目漱石 「それから」
...其(その)代(かは)り通(とほ)りからは尤(もつと)も隔(へだゝ)つてゐる丈(だけ)に...
夏目漱石 「門」
...狭い路地を隔てて相対したのはお粂の部屋...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狹い空地(あきち)と物置の屋根を一つ隔(へだ)てて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私たちとさう懸隔れてゐる訳ではなかつたが...
原民喜 「小さな村」
...なほ人は解けず気(け)遠し雷の音も降れかし二尺の中に君と我との隔りは僅に二尺しかない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...相互いに隔てなくして可愛がるとまでにては未だ禽獣と区別するに足らず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...あせりあせり熱心(ねっしん)に俺達(おれたち)に手(て)を差(さ)し出(だ)したのを知(し)ってゐるおれと君(きみ)とは塀(へい)を隔(へだ)てゝめくら探(さが)しにお互(たが)ひを求(もと)め合(あ)ひおれの手(て)と君(きみ)の手(て)はすれ/\になったまゝ塀(へい)の間(あいだ)で行(ゆ)き違(ちが)ったのだおれは想像(さうぞう)する破(やぶ)れたストーヴについて...
槇村浩 「一九三二・二・二六」
...たとえそこに間隔があるにしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...呉越(ごゑつ)の人たとひ天涯相隔つるとも...
山路愛山 「英雄論」
...眼のまえを隔(へだ)てている闇の古池を見...
吉川英治 「黒田如水」
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