...随分久(しばら)く取らないんですもの...
石川啄木 「鳥影」
...随って、杉箸の中央に糸をつけてこれを指でもち、そのところより両方へ等距離の箇所を選び、糸を下げる...
海野十三 「白銅貨の効用」
...師僧の道吾に随(したが)って一檀家の不幸を弔慰したとき...
田辺元 「メメント モリ」
...果して共産党の小暴動随処に乱発...
谷譲次 「踊る地平線」
...この紺背広は随分汚れているけれど...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...昔の随筆物なども物色してみたし...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...七「あの人随分変ったわね...
徳田秋声 「爛」
...幾何学者の完全な随意に任せられて好いのか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...日比谷のバーは随分おそくまでやってるわ...
永井荷風 「雪解」
...随分馬鹿気た所作(しょさ)に見えて来る...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...その代り随分もて余されたものでしたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...芝居に関するもの、随筆、ユーモア物と分けて並べる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今迄も随分捜査上の喜劇にぶつかった事はあるけれど...
牧逸馬 「双面獣」
...取り寄せた随筆旧記の類(いつにも父親の圓太郎なんか...
正岡容 「小説 圓朝」
...バシリスク譚は随分古く...
南方熊楠 「十二支考」
...日本人に胃の強壮な人も随分ありましょうが...
村井弦斎 「食道楽」
...「それを手に入れようと思って随分苦心したのですが……帝国ホテルにも曲馬場にもなかったのですが」嬢次少年も顔を染めた...
夢野久作 「暗黒公使」
...そしてわれわれ随員にも...
吉川英治 「三国志」
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