...この世に唯一の自分の友が此人だと言ふ限りない慕しさが胸に湧いた...
石川啄木 「鳥影」
...子供は母親の限りない愛の対象となつた...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...思えば瞼に写る走馬燈は限りない絵草子を拡げます...
上村松園 「冷かされた桃割娘」
...読者の限りない人気に引き摺られて次第に延長したので...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...数限りない無量の仏がいられるというのですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...限りない驚異でもあり喜悦でもあつたが...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...その他その他数限りない新現象を...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...限りない痛々しさです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこに限りないよろこびを感じるのも...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...事業に対する限りない執着のため...
火野葦平 「糞尿譚」
...限りない憂愁の歪みがあたりに拡がる...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...もっと後にやって来る限りない幸福の影に過ぎないということを...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...膨らますことができたといふ事のうちに限りない恩寵を認めます...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...事態が非常であればあるほど限りない夢であつて...
牧野信一 「浪曼的月評」
...この時代と人間とのために仏は限りない愛をもって弥陀の本願の教を留めおいたのである...
三木清 「親鸞」
...意志の共力の限りない柔軟さ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あらゆる形の限りない実例をわれわれに示すからである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これ以下の不道徳な範囲になって来るともう数限りないので...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
便利!手書き漢字入力検索
