...併し彼には此等の文章が誤つて彼の平和な交游の眼に入ることを防ぐの力は固よりなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...それが吃驚(びっくり)するのを防ぐようにしたのであるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...空気の流通を防ぐために窓や扉をしめると云ふやうな事は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...寒さを防ぐために焚火(たきび)をしてあたっていたのであったとのこと...
井上円了 「おばけの正体」
...それを防ぐために往きには必ずマッチの棒をくわえさせて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...呼吸する息でその男の髪の毛がゆらぐのを防ぐために...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...精神の脱漏を防ぐことが出来ますからね...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「麻酔剤」
...その雑役夫の足を寒気と湿気とから防ぐために...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...脚神速の勇將を暫しも防ぐものあらじ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それらの危險を防ぐ施策の一つとして...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それを村の入口に張って悪疫の襲来を防ぐことや...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...あるいは測器の故障を防ぐの法を立つる等...
野中到 「寒中滞岳記」
...何うしても防ぐことが出来なかったのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...国の乱れを防ぐというのでありゃあ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...防ぐ間もなく全滅してしまったが...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...それは天然に脂肪分を以て寒気をも防ぎ炎熱をも防ぐという訳でしょう...
村井弦斎 「食道楽」
...夏侯楙(かこうも)も防ぐに手だてなく...
吉川英治 「三国志」
...しかし防ぐべくもあらぬ鉄甲の怒濤(どとう)はすでに...
吉川英治 「新書太閤記」
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