...闇から闇へ葬つてしまふつもりだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ついに闇から闇へ葬(ほうむ)られるか?その...
海野十三 「超人間X号」
...自分達が手を下して闇から闇へ送ってしまった胎児(たいじ)の怨霊のせいに違いないと思いこんでしまう...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...新聞に出ない事件が闇から闇へ葬られているので……」「ふーん」と私もようやく本気になって相手の顔を見る...
大坪砂男 「浴槽」
...そこで「闇から闇へ」の矢継早な弾圧を下して...
戸田豊子 「鋳物工場」
...闇から闇へ葬られそうでならなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...流通貨幣が闇から闇へ退藏され...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...闇から闇へと――イヤ編輯(へんしゅう)長の卓(テーブル)の上から紙屑籠の中へと――葬られて行く事件は...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...このまま闇から闇へ葬り去るには忍びません...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...闇から闇へ葬られてしまう可能性がある...
久生十蘭 「ノア」
...闇から闇へ葬り去られてしまったのであろう...
久生十蘭 「魔都」
...近頃そんな事をしても闇から闇へ消してしまう事なんか何でもなくなつて...
三好十郎 「肌の匂い」
...馬は闇から闇へ二人を乗せて...
横光利一 「日輪」
...おもえば、初産の子といい、藤井寺で死なせた子といい、何の宿縁で、こんな薄命な親の下に生れ、笑顔一つ覚えぬまに、闇から闇へ、消え去って逝(い)ったのだろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...解(かい)の兄弟を闇から闇へ殺そうとしているんです」「ふウ……む」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...飲んでくれい』闇から闇へ――というのである...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...……産(う)むなよ、ひそかに水にして、流産(なが)してくれよ……と、泣いていいふくめ、江戸のやしきより水戸の三木仁兵衛(みきにへえ)が家に身を預けられたものじゃ」「お産まれあそばす時から、ふしぎなご運命でございましたの」「まこと、この光圀は、ひとの象(かたち)をそなえぬうちに、闇から闇へ、ながれ去る身であった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...だいじょうぶ!」二人は、ずっと以前の、小娘と小童(こわっぱ)頃を思い出しながら、闇から闇へ、息のきれるまで駈けた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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