例文・使い方一覧でみる「関守」の意味


スポンサーリンク

...昨晩、長浜方面から帰りがけだと言って立寄った時に、関守氏が何か言ったようだけれど、いろいろに気の散っているお雪ちゃんには、それが思い出されないでいると、関守氏は続けて、「しかし、まだ今晩が剣呑(けんのん)でござんすからな、友造君によくそのことを話して置いて、相成るべくは早く戸を締めて、そうして燈火(あかり)も外へ漏れないようにすることですな」さまで念を入れての警戒が、お雪ちゃんによく呑込めないでいたが、ようようそれと感づいたか、「関守さん、もう大丈夫でございますよ、友さんの親切で、子供を連れて行ってしまったんですもの、そうしつこく仕返しになんぞ来はしないとわたしは思いますわ」「何のことです、お雪ちゃん」「関守さん、あなた何のことをおっしゃっていらっしゃるのですか」「何のことじゃありません、昨晩もちょっとお話ししたじゃありませんか、湖岸一帯のあの一揆(いっき)暴動のおそれなんですよ」「まあ、そのことでございましたか、わたしはまた、あの鷲(わし)の子のことかと思いました」「いや、そんなんじゃありません、鳥獣(とりけもの)の沙汰(さた)じゃないのでごわす、人類が食うか食わぬかの問題でして……」そこで、お雪ちゃんにも、関守氏が関心を置くことの仔細がよく呑込めました...   昨晩、長浜方面から帰りがけだと言って立寄った時に、関守氏が何か言ったようだけれど、いろいろに気の散っているお雪ちゃんには、それが思い出されないでいると、関守氏は続けて、「しかし、まだ今晩が剣呑でござんすからな、友造君によくそのことを話して置いて、相成るべくは早く戸を締めて、そうして燈火も外へ漏れないようにすることですな」さまで念を入れての警戒が、お雪ちゃんによく呑込めないでいたが、ようようそれと感づいたか、「関守さん、もう大丈夫でございますよ、友さんの親切で、子供を連れて行ってしまったんですもの、そうしつこく仕返しになんぞ来はしないとわたしは思いますわ」「何のことです、お雪ちゃん」「関守さん、あなた何のことをおっしゃっていらっしゃるのですか」「何のことじゃありません、昨晩もちょっとお話ししたじゃありませんか、湖岸一帯のあの一揆暴動のおそれなんですよ」「まあ、そのことでございましたか、わたしはまた、あの鷲の子のことかと思いました」「いや、そんなんじゃありません、鳥獣の沙汰じゃないのでごわす、人類が食うか食わぬかの問題でして……」そこで、お雪ちゃんにも、関守氏が関心を置くことの仔細がよく呑込めましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不破の関守氏から一樽を頒(わか)ちもらって来て道庵に授けたものですから...   不破の関守氏から一樽を頒ちもらって来て道庵に授けたものですからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...こちらへいらっしゃい」関守氏は仕立飛脚を導いて...   こちらへいらっしゃい」関守氏は仕立飛脚を導いての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不破の関守氏は、この点に於て甚(はなは)だ聡明であったようです...   不破の関守氏は、この点に於て甚だ聡明であったようですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...十七琵琶湖畔に農民暴動の空気が充ち満ちている――ということは、前冊書にしばしば記したところであるが、その要領としては、「新月の巻」第四十九回のところに、不破の関守氏が、お雪ちゃんに向って語ったところに、「まあお聞きなさい、お雪ちゃん、こういうわけなんです、事の起りと、それから、騒動の及ぼす影響は……」と前置をして、「今度の検地は、江戸の御老中から差廻しの勘定役の出張ということですから、大がかりなものなんです...   十七琵琶湖畔に農民暴動の空気が充ち満ちている――ということは、前冊書にしばしば記したところであるが、その要領としては、「新月の巻」第四十九回のところに、不破の関守氏が、お雪ちゃんに向って語ったところに、「まあお聞きなさい、お雪ちゃん、こういうわけなんです、事の起りと、それから、騒動の及ぼす影響は……」と前置をして、「今度の検地は、江戸の御老中から差廻しの勘定役の出張ということですから、大がかりなものなんですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不破の関守氏は野心家なりといえども...   不破の関守氏は野心家なりといえどもの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ただ休養にだけいらっしゃるのですか」不破の関守氏が...   ただ休養にだけいらっしゃるのですか」不破の関守氏がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...関守氏にお盆の走餅をすすめます...   関守氏にお盆の走餅をすすめますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...青嵐と言えばわかる、その青嵐という親分にお目にかかって、この手紙を渡すのだ、委細はこれに書いてある、そうして、その親分に向って、君が途中見聞したことの一切を報告するんだ、いま言ったような百姓一揆の動静だの、役人方の鎮圧ぶりだの、見たままの人気をすっかり青嵐親分に話して聞かせろ、つまり、それだけの役目なのだ」「わかりました、よくわかりました」「わかった以上は、事はなるべく急なるを要するから、これから直ぐに出立してもらいたい」「合点でござんす」「さあ、これを持って行き給え、己(おの)れに出で、己れに帰るというやつだ」と言って、不破の関守氏は、因縁つきの胴巻を引きずり出して、そっくりがんりきに授けたものですから、またしてもがんりきをテレさせてしまいました...   青嵐と言えばわかる、その青嵐という親分にお目にかかって、この手紙を渡すのだ、委細はこれに書いてある、そうして、その親分に向って、君が途中見聞したことの一切を報告するんだ、いま言ったような百姓一揆の動静だの、役人方の鎮圧ぶりだの、見たままの人気をすっかり青嵐親分に話して聞かせろ、つまり、それだけの役目なのだ」「わかりました、よくわかりました」「わかった以上は、事はなるべく急なるを要するから、これから直ぐに出立してもらいたい」「合点でござんす」「さあ、これを持って行き給え、己れに出で、己れに帰るというやつだ」と言って、不破の関守氏は、因縁つきの胴巻を引きずり出して、そっくりがんりきに授けたものですから、またしてもがんりきをテレさせてしまいましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不破の関守氏は、そういう科学的分析も、人種的検討もしませんでした...   不破の関守氏は、そういう科学的分析も、人種的検討もしませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...関守氏は一視同仁の会釈を賜わったのみならず...   関守氏は一視同仁の会釈を賜わったのみならずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...十逸(はや)るがんりきを控えさせて置いてから、不破の関守氏は、醍醐から帰ったはずの女王様の御機嫌伺いにと本邸の方へ伺候(しこう)しましたが、ほどなくわが庵(いおり)へ戻って来てから、改めて控えのがんりきを呼び出して、わが庵の炉辺の向う際へ据(す)えつけ、さて言うよう――「明日は、しっかりやってくれ、がんりき名代(なだい)の腕を上方衆に見せてやってくれ、頼むよ...   十逸るがんりきを控えさせて置いてから、不破の関守氏は、醍醐から帰ったはずの女王様の御機嫌伺いにと本邸の方へ伺候しましたが、ほどなくわが庵へ戻って来てから、改めて控えのがんりきを呼び出して、わが庵の炉辺の向う際へ据えつけ、さて言うよう――「明日は、しっかりやってくれ、がんりき名代の腕を上方衆に見せてやってくれ、頼むよの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ちっぽけな賽ころだねえ」と関守氏が言う...   ちっぽけな賽ころだねえ」と関守氏が言うの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...関守氏は引きつづいて...   関守氏は引きつづいての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...頑強な関守の本田大助も...   頑強な関守の本田大助もの読み方
野村胡堂 「笑う悪魔」

...そこもとはこの関所の関守であろう」来太は喚きだした...   そこもとはこの関所の関守であろう」来太は喚きだしたの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...小人数(こにんずう)の関守(せきも)りや...   小人数の関守りやの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...待てっ」わらわらと躍り出してきた関守の番将...   待てっ」わらわらと躍り出してきた関守の番将の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「関守」の読みかた

「関守」の書き方・書き順

いろんなフォントで「関守」

「関守」の電子印鑑作成


ランダム例文:
謹厳実直な   防臭   文体論  

「梅雨」の漢字はなぜ“梅”?「黴雨」「五月雨」「入梅」との違いをわかりやすく解説

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
  • TVディレクターの福澤克雄さん: ドラマ監督が撮影中にスタッフを暴力行為で骨折させた問題が発覚。🚨
  • 力士の高安さん: 横綱大の里を破り7個目の金星を獲得した。🥳
  • 実業家の三木谷浩史さん: 7年ぶりにオーナー会議に出席し、吉井監督続投を明言しました。🤝
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
戦争犯罪   旭化成   高血圧症  

スポンサーリンク