...間の抜けた頃にようやく口にする数字には...
上田広 「指導物語」
...白日のもとに見るとあれはいかにも手持ちぶさたな間の抜けたものである...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...間の抜けた返辞(へんじ)をした...
徳永直 「冬枯れ」
...貧乏臭い間の抜けた生活のちょっとした処に可笑味(おかしみ)面白味を見出して戯れ遊ぶ俳句...
永井荷風 「妾宅」
...間の抜けたところのある方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...妙に間の抜けた笑いを浮べながら...
中島敦 「プウルの傍で」
...大学教授なんていうのは一番間の抜けた仕事で...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...間の抜けたビート糖の甘味にはどこか似通ったところがあるからであった...
浜本浩 「甘い野辺」
...その間の抜けた眼を何処にくつつけてゐたんだね? ほんとにこの人つたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ひどく間の抜けたものになった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私はちらと多門の間の抜けた貌を思ひ浮べ...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...何んだか間の抜けたようになってしまった跡は...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...間の抜けた笑ひを出した...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...いかにも間の抜けたカスレ声がぴいつと響くやうに震えたまゝ飛んで行つたのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...間の抜けた拍子で鼓や太鼓をタタク...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...間の抜けた舞台面になる...
夢野久作 「能とは何か」
...且つ間の抜けた感じは絶対に受けない事になるのである...
夢野久作 「能とは何か」
...間の抜けた啼(な)き声をこぼして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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