「閊」の意味
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小説での「閊」の使い方
...別段差閊(さしつかへ)もあるまい...
石川啄木 「葬列」
...客の方では差閊えないどころかもう半分気が変になっている...
海野十三 「地獄街道」
...それは差し閊(つか)えないだろうとの事であったので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...引受けただけの仕事の材料の仕込にすら差閊(さしつか)えていることを考えずにはいられなかった...
徳田秋声 「あらくれ」
...その点は一向差閊(さしつか)えない...
徳田秋声 「躯」
...であるからr≡gと仮定するに差閊えはないこととなる...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...但しあまり良い処へ就職の世話はして貰えないという覚悟が必要だが開業にはさし閊えない...
戸坂潤 「社会時評」
...言葉が閊へたりするのだが...
原民喜 「飢ゑ」
...胸は閊(つか)えていた...
本庄陸男 「石狩川」
...余りの驚愕に私は言葉が閊(つか)えてしまった...
松本泰 「日蔭の街」
...それを喉へ閊(つか)えさせてうっと云い...
山本周五郎 「思い違い物語」
...続けようとした言葉も喉に閊(つか)え...
山本周五郎 「菊屋敷」
...板塀に鼻の閊(つか)えそうな庭があり...
山本周五郎 「末っ子」
...声がピッタリと咽喉(のど)に閊(つか)えてしまって...
夢野久作 「支那米の袋」
...どちらから疑はれても別段今の彼には差し閊へはなかつた...
横光利一 「悲しみの代價」
...それを武者修業と呼んで差閊へないわけであるが...
吉川英治 「折々の記」
...お差閊(さしつか)えはないとしてよい』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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