「鑼」の意味
銅製の打楽器
小説での「鑼」の使い方
...物々しい銅鑼(どら)の響きは左舷から右舷に回って...
有島武郎 「或る女」
......
違星北斗 「北斗帖」
...年数を経た教会の塔は――その銅鑼声の古い鐘はいつも壁の中のゴシック型の窓から何喰わぬ顔してスクルージを見下ろしていたものだが...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...疲れた胸の裡を 花瓣が通るときどき銅鑼(ごんぐ)が著物に触れて...
中原中也 「在りし日の歌」
...特に銅鑼(どら)を叩いている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小半次は早くも縁側に轉がつてゐる銅鑼を泉水の中に蹴落したのだらう」「六疊の窓から曲者が逃げたと言つたのは?」「あれは嘘だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小男とは思われぬ銅鑼声(どらごえ)で...
火野葦平 「糞尿譚」
...銅鑼(ハランガ)...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...島で銅鑼(どら)がだるそうにぼんぼんと鳴り椰子の木もパンの木も一ぱいにからだをひろげてだらしなくねむっているよう...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...銅鑼(どら)をたたいて廻った...
吉川英治 「三国志」
...燦々(さんさん)の頃城上に銅鑼(どら)鳴るあらん機...
吉川英治 「三国志」
...銅鑼亀はそこで一服喫(す)って...
吉川英治 「醤油仏」
...お蔭様で仕返しをしてやる事が出来たというもんで」銅鑼屋の亀さん以下...
吉川英治 「醤油仏」
...万八の大食会で一升も飲まされた人が、死んだと聞かされた時、私は江戸の人間は、案外智慧なしだと思ってましたよ」こう聞いたので、銅鑼亀さんは、しめたと町内の顔役からほんの二刻ばかり、風呂屋総休みの交渉をやって貰った訳である...
吉川英治 「醤油仏」
...銅鑼(どら)や太鼓の音...
吉川英治 「新・水滸伝」
...銅鑼(どら)や喊声(かんせい)をあげ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...銅鑼(どら)だの...
吉川英治 「宮本武蔵」
...行列の中では、銅鑼が鳴り、鉦(かね)が叩かれ、泣き女の異様な啼泣と相和して、それは何とも不思議な音階を町に流しつつ練り歩くものだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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