「鏡台」の意味
化粧用の鏡が付いた台
「鏡台」の例文(場面別)
- 日常会話彼女は鏡台の前で毎朝メイクをしている。
- 家具選び新しい鏡台を買おうと思って、家具屋を回っている。
- インテリアこの部屋には、シンプルなデザインの鏡台がよく似合う。
小説での「鏡台」の使い方
...鏡台の前で化粧するのが日課だ...
...部屋に置いてあるアンティークの鏡台がお気に入り...
...お嬢様が鏡台で髪の毛を整えている姿は美しい...
...部屋が狭くて鏡台が置けないのが残念...
...古い邸宅にある豪華な鏡台には驚かされる...
...鏡台の鏡の裏(うち)へ...
泉鏡花 「婦系図」
...燃えるような派手な友禅の鏡台掛けが...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...そっと鏡台に向って...
太宰治 「皮膚と心」
...鏡台の抽斗(ひきだし)にしまっておいた糠袋(ぬかぶくろ)などを取り出し...
徳田秋声 「足迹」
...クリームを塗ったりルウジュをつけたりしていた鏡台と箪笥(たんす)は今なお庸三の部屋にあった...
徳田秋声 「仮装人物」
...そこには萌黄(もえぎ)の布(きれ)の被(かか)った箪笥のうえに新しい鏡台などが置かれてあった...
徳田秋声 「爛」
...鏡台の方ににじりよって...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...二人は、少し読んで行くと、笑顔になって「面白いが、ちと、手荒いの」「御用盗とは、よく名づけた」富士春は、鏡台の前で、鬢(びん)を掻き出しながら「何んの手紙?」一人が「女、童(わらべ)の知ることならず」と、台詞もどきに云って「行かずばなるまい」益満は、手紙を、引きとって、巻き納めながら「調所(ずしょ)の残しておいた金が、かようの役に立とうとは、不思議なものじゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...鏡台の上の石鹸(せっけん)とタオルとを持って階下(した)へ降りて行くと...
永井荷風 「ひかげの花」
...紅茶でも淹(い)れて手伝いなさい」菅子は鏡台の前に坐って髪をとかし始めた...
林芙美子 「泣虫小僧」
...鏡台前にいろ/\置くものを揃へたりして機嫌がいゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...時々ここへ来るかもしれないから、名前の最後の二文字を削って、フィールドと呼んでほしい」それから一時間後、鏡台の前に立ち、夜会服の黒ネクタイを正している気分は複雑だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...茶色になって虫の食った箪笥の上には小鏡台だの小箱だのがごたごたと乗って...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...「ほんと!」上り端の箪笥の上に鏡台がのっていた...
「鏡餅」
...そうでしょう? 女が鏡台の前であれこれしているの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その様を想像すればなかなか快いでしょう? かの子というひとは小さいすこし凸凹のある鏡台の前へぺったり坐って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このお部屋にある箪笥(たんす)もお鏡台も...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その白粉(おしろい)ぎたない女達が、鏡台をならべて、脱ぎ捨てた衣裳のなかに行儀わるく坐っている所へ、すしを食べ散らした錦出(にしきで)の大皿や、たばこ盆や、団扇(うちわ)や、乱れ箱やらが雑然と同居していて、舞台と楽屋の間を往来する道具方の黒い足が、それをまた感傷なくズカズカと踏んづけて通ります...
吉川英治 「江戸三国志」
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