...」「臆病だね、……鎧は君、可恐(おそろし)いものが出たって、あれを着て向って行(ゆ)けるんだぜ、向って、」と気勢(きお)って肩を突構(つきかま)え...
泉鏡花 「霰ふる」
...鎧なんか着たって叶わないや……向って行きゃ...
泉鏡花 「霰ふる」
...権兵衛はそれから鎧(よろい)を解いて投げた...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...彼らは二重も三重もの鎧(よろい)をつけています...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...紅下濃(くれないすそご)の鎧(よろい)着て...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、暫く、左の手で腹(なか)をもんでいたが、膝の前の、鎧通を取って、鞘を払った...
直木三十五 「南国太平記」
...全日本の図書館人は、六つのブロックのウォークショップを貫いて、この巨大な手をかため、足を鎧って、日本民族を封建の殻から引きはなつ、悲願の巨像を彫りつづけていることは、かの大同石仏に立ち向う数万の人々の幻の描くものに等しいものがある...
中井正一 「巨像を彫るもの」
...古甕……鎧扉の隙まからさしこむ光線のほそい縞の中で...
久生十蘭 「金狼」
...「伊勢武士は皆緋をどしの鎧きて...
牧野信一 「武者窓日記」
...彼は濡れたる体に再び鎧をつけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...毛皮(けがわ)は鎧(よろい)のごとく鉄砲の弾(たま)も通(とお)らず...
柳田国男 「遠野物語」
...しきりと今を楽しんでいるような繁昌(はんじょう)を示しているのは鎧師(よろいし)とか...
吉川英治 「黒田如水」
...着かけていた毛皮の鎧下(よろいした)を脱ぎすてて...
吉川英治 「三国志」
...鎧(よろい)をすてて...
吉川英治 「新書太閤記」
...鎧甲(がいこう)の鮮血も忽ち乾いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...鎧の袖を顔へ押当てて涙すると...
吉川英治 「日本名婦伝」
...一かどの錆槍(さびやり)とボロ鎧(よろい)をかついで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「窓の鎧戸をおろすように言わなくちゃいけないわ」と彼女は言うと...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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