...出でて頼朝と戦はむ乎、水島室山の戦ありてより連勝の余威を恃める平氏が、竜舟錦帆、八島を発し鸞輿を擁して京洛に入らむとするや、火を見るよりも明也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...綾(あや)を盗めば綾につけ、錦(にしき)を盗めば、錦につけ、思い出すのは、ただ、おばばの事じゃ...
芥川龍之介 「偸盗」
...錦(にしき)を縫わせるやら...
芥川龍之介 「杜子春」
...折角描(か)いて貰つた錦鶏鳥(きんけいてう)の画(ゑ)までが厭になるやうな人も少くなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...その事務所を一時神田の錦町に置き...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...この人は松山城下で錦雲舎という菓子屋の主人であったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...外(ほか)のものはとにかくと致して日本一お江戸の名物と唐天竺(からてんじく)まで名の響いた錦絵まで御差止めになるなぞは...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...やっぱり一ツ橋の女子職業学校にしましたか?」美妙斎は錦子を...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...」とも錦子はいったりした...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...今日は、錦鯉のほうは、なさらないんですか」と、とってつけたようなことをいうと、石田氏は、はははと空笑いをして、「こう暑いと、魚が怠けて、居睡りばかりしている...
久生十蘭 「我が家の楽園」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...推するに錦橋の墓誌は今存する所の行状と大差なからう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...錦橋が京水の実父なりや養父なりやは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今は錦橋霧渓一系の合墓が上野にあり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此先祖書中錦橋の条は錦橋自己の書上を用ゐたものであらうと云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時霧渓は養父錦橋の職禄を襲ぎ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...折しも続く東海の、錦の雲の真中に、ネエブル色の日が出れば、伊太利亜型のひよどりは、蜜柑の枝に背を反らし、其処へ行かうと同志等に、ささやく声もうち消して、どつと渚の波が寄る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...親王の中書軍(ちゅうしょぐん)がささげていた日月(にちげつ)の錦の旗が...
吉川英治 「私本太平記」
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