...はたして本当に醇化された衝動にたやすく達することができるものであろうか...
有島武郎 「想片」
...これとして醇粋(じゅんすい)な物とは云えないが...
田中貢太郎 「『黒影集』の序詞」
...我に先んじ芳醇の酒を汝に飮ましめし飼養の恩を今拂へ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...きらめく芳醇を火焔の上にふり蒔きき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...わが民族精神の醇美とわが風物の温雅を紹介し...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...其白璧の醇美は如何であろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...比較的成功を得たるの事實は甚だ多とするに足れり余は彼れが心術の正邪醇駁分明ならざるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一方に於ては伊東男に惑乱せられて当初の主義政見を忘れ其の清醇なる分子すらも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それに含んでる醇良(じゅんりょう)な汁(しる)を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」鵜川は子醇(しじゆん)であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後の三樹三郎醇(みきさぶらうじゆん)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...未亡人里恵は醇を旗山の家に通学せしめた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...醇朴(じゅんぼく)な信仰生活が...
柳宗悦 「多々良の雑器」
......
山村暮鳥 「或る淫売婦におくる詩」
...同じ生の力を張り詰めて動くばかりだ!若し醇粋な人性(じんせい)を保留して居る彼等に...
與謝野寛 「南洋館」
...決闘の負傷に由(よつ)て絶入(たへい)る迄の昂張(かうちやう)した最後の一幕の長台詞(ながぜりふ)を斯(か)くまで醇化して森厳(しんげん)の気に満ち...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...芳醇(ほうじゅん)な薫(かお)りは昼の無念を掻き消し...
吉川英治 「剣難女難」
...芳醇(ほうじゅん)な新酒(しんしゅ)のように醗酵(はっこう)して来た...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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