...諸兄の友誼に酬いるで厶ろう...
海野十三 「くろがね天狗」
...「努力が酬いられたのだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...いさゝか昔日の遺誡に酬い畢はんぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...立派にそれを探す熱心に酬いてくれますよ...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...四、店の利害と働く者の利害はすべて一致すべきもので、営業忙しく利益多き時は、その労苦に酬い、必ず利益を分配すること...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...自らも亦自然科学から無縁なものとして取り扱われる酬いを持たねばならぬだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...『それがわたしの受ける当然の酬いです! しかし...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...之も矢張衞から出奔した戲陽速が此の言葉を傳へ聞いて、斯う酬いた...
中島敦 「盈虚」
...上に述べた人の知らない私の心づくしもいくぶん酬いられるわけであるが...
牧野富太郎 「寒桜の話」
...もとより酬いは思わず...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...亡兄榛軒の柏軒を幕府に薦めた志は此に始て酬いられたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...右と左に一人ずつか」と銀三も酬いて笑った...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...持ち針をちょいちょいと髪へなすりつけながら酬いた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...そうして美はかかる素直な心への酬いであった...
柳宗悦 「工藝の道」
...釘勘の方へ酬いたように見えましたが...
吉川英治 「江戸三国志」
...無理押しつけな和睦などを酬いおったな」虫がおさまらない...
吉川英治 「三国志」
...「この恩知らず! 先に、この呂布が、轅門(えんもん)の戟(ほこ)を射て、危ういところを、汝の一命を救ってやったのに、それに酬いるに、わが軍馬二百余頭を、張飛に盗ませるとは何事だ...
吉川英治 「三国志」
...時々奇襲戦術をもって酬い...
吉川英治 「三国志」
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