...ほどよい疾病(私の場合には)□歯のあるとないと――白船老との会食、酢鮹の話...
種田山頭火 「其中日記」
...叔母さんが可哀そうだと言ってきのこの酢漬を喰わしてくれた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...フィールス 昔は、さよう四、五十年まえには、桜んぼを乾(ほ)して、砂糖づけにしたり、酢につけたり、ジャムに煮たりしたものだった...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...酢とオリーブ油でドレスしただけの簡単なサラダのことである...
中谷宇吉郎 「サラダの謎」
...皇后日葉酢媛命(ひはすひめのみこと)が薨去せられた折に...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...「こいつはいけない」平次の酢(すつ)ぱい顏といふものはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...齒の立つ人間なんかありやしません」玉之助は酢つぱさうな頭をしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...沢に生えていた水芹(クレッソン)を酢と油であえたものですわ」三枝氏が...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ところてんを、酢糸とは、シャレてる...
古川緑波 「氷屋ぞめき」
...彼の火酢芹命の御子孫...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...暑い時はなおさら綺麗だ」手早く井戸からくみ立ての冷たい水に梅酢をおとしてすすめた...
「鏡の中の月」
...夏ミカンの汁しぼって砂糖いれてトマトを三杯酢のようにしてあがってみたらどうでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私どもでは日本料理の玉子酢から西洋料理の淡雪(あわゆき)ソースというものを工風致しました...
村井弦斎 「食道楽」
...一人前に二つずつ位生レモンか橙酢(だいだいず)かあるいは柚(ゆず)でもかけて出しますとなかなか結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...姉は酢とかお味噌とか云ふ言葉を使つて何か云つてゐる...
横光利一 「悲しめる顔」
...彼は軽侮(けいぶ)して虫酢(むしず)の走るような眼で見る...
吉川英治 「新書太閤記」
...酢豆腐(すどうふ)の部類に属するものだ...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...もしあの刺身の黄橙酢に添える浅葱(あさつき)と...
吉川英治 「河豚」
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