...細部に心を配ると言つても...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...向ふは新聞を配る事が職業であるし...
犬養健 「姉弟と新聞配達」
...船では「大島郡何々村」と書いた大きな札を帆柱に打ち付けて置くと郵便配達夫はその船まで郵便物を配るという風(ふう)であるそうな...
高浜虚子 「別府温泉」
...昔の日本人は前後左右に気を配る以外にはわずかにとんびに油揚(あぶらげ)をさらわれない用心だけしていればよかったが...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...お庄は始終磯野に話しかけるお増の様子に気を配ることを怠らなかった...
徳田秋声 「足迹」
...隣室の気勢(けはい)に気を配るだけであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...廊下へ出て行く葉子の動静に気を配ることを怠らなかったのも...
徳田秋声 「仮装人物」
...子供のほうへ心を配る余裕がなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...エマニュエルの健康のほうにいっそう気を配るのが至当だと思うようになっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...茶を配る小坊主に...
中里介山 「大菩薩峠」
...袂の中から襟の裏まで気を配るので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼女は頭の中で次のような内容のパンフレットを配ることを考えていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...御影の嘉納氏から稲荷祭のお供物を沢山送って来た、配る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...劇場の人々に配ることゝする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...内祝之赤飯配る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...檄文(げきぶん)を配る役になつてゐた上田とは屋敷を出て往つた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...東京でも婚姻の祝に配る鳥の子または鶴(つる)の子(こ)というのが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...誰か先に捨て身にならないかと味方のほうへも気を配るのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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