...楫(かじ)を枕の邯鄲子(かんたんし)...
泉鏡花 「悪獣篇」
...そこの中央には由(よし)ありげな邯鄲(かんたん)男の能面が鉄漿(おはぐろ)の口を半開にして...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...山彦栄子三味線にて歌舟子河東※邯鄲を語る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...虫屋にて邯鄲を買ふ...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...趙の邯鄲の都に住む紀昌といふ男が...
中島敦 「名人傳」
...至極物分りのいい邯鄲の都人士は直ぐに合點した...
中島敦 「名人傳」
...趙(ちょう)の邯鄲(かんたん)の都に住む紀昌(きしょう)という男が...
中島敦 「名人伝」
...邯鄲の都は、天下一の名人となって戻って来た紀昌を迎(むか)えて、やがて眼前に示されるに違いないその妙技への期待に湧返った...
中島敦 「名人伝」
...至極(しごく)物分(ものわか)りのいい邯鄲の都人士はすぐに合点(がてん)した...
中島敦 「名人伝」
...渡辺華山(わたなべかざん)は邯鄲(かんたん)という画(え)を描(か)くために...
夏目漱石 「こころ」
...乃至(ないし)は邯鄲(かんたん)夢(ゆめ)の枕(まくら)と逆(ぎゃく)に吹いたり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...しかしてかかる夢は普通にいう邯鄲(かんたん)の夢でなくして...
新渡戸稲造 「自警録」
...盧生が邯鄲(かんたん)というところで仙翁から枕を借りて仮寝(うたたね)すると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...例の盧生(ろせい)の邯鄲(かんたん)の夢――黄梁(こうりょう)の饌(せん)の出来る間に五十年の栄華を夢みたという話なども...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その次に魯酒薄うして邯鄲(かんたん)囲まる...
南方熊楠 「十二支考」
...今楚が魯を事として他を顧みる暇(いとま)なきに乗じ兵を発して趙の都邯鄲を囲んだというので...
南方熊楠 「十二支考」
...斯様な印象の後に来たので、「邯鄲」は、随分、お伽噺的な愛らしさで、目に写った...
宮本百合子 「印象」
...たとえば邯鄲(かんたん)という曲に於て...
夢野久作 「能とは何か」
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