...遠い遠い所で遠吠えをする犬があった...
有島武郎 「星座」
...他の三人からはずっと遠い...
江戸川乱歩 「悪霊」
...遠い大きいプライドを持って...
太宰治 「きりぎりす」
...私の心を見も知らぬ遠い熱帯の国へ繋(つな)ぎ止めていたのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...遠いところをようこそ見えられたな...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...『水までは随分遠いんですね?』かう私は思はず言つた...
田山録弥 「ある日の印旛沼」
...こんな遠い処(ところ)まで来て...
徳田秋声 「縮図」
...もっとも遠い縁故のものから発生してるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相答うる双方の声はまだ遠いのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...心中をやり損ねたお陰で、新吉とお滝は、奇月殺しの疑いを免れましたが――」「奇月殺し? ――奇月は人に殺されたのか」「二階の縁側から庭へ落ちた位のことじゃ、あの蛸入道は死にゃしませんよ――二階の縁側から落ちたのだって、手摺は高いし足場は良いし、――人に突落されたにきまって居ますよ」「すると?」「下へ落ちて庭石へ頭を打ったかも知れないと言いますが、奇月が落ちたところから、庭石は遠いし、石の上には血も付いちゃ居ません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あの遠い分の島をこの国のものはウルグと申します...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...さらに遠いなぎさの岩石のあいだでは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...割合遠いらしい様子です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...遠い畑や火見櫓を眺めたのだ...
三好達治 「測量船」
...よほど遠いような気がするね...
室生犀星 「童子」
...もしや遠い小さな離れにでも今も残っておるまいか...
柳田国男 「海上の道」
...遠い未開地としか想像できない都の者には...
吉川英治 「源頼朝」
...その遠い土地に植民地を作りはじめた時代...
和辻哲郎 「鎖国」
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