...大島の頭の大いなるには一歩も二歩も遜(ゆづ)りしを記憶す...
芥川龍之介 「学校友だち」
...……」「君が? 謙遜家を気どるのはやめ給へ...
芥川龍之介 「河童」
...忠義を尽くしながらかえって主人に叱られた犬のような遠慮と謙遜とを身ぶりに見せながら父の側に近づいて...
有島武郎 「フランセスの顔」
...金博士は謙遜とも皮肉(ひにく)とも分からない笑い方をして...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...謙遜(けんそん)であつた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...しかも自屈謙遜して平這(へたば)っている...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...必ずしも不遜ではないだろう...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...「知識を鼻にかけてる人々の厚顔さや法外な不遜(ふそん)さ」にたいする...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それも謙遜だろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...」とすましてゐるのは、謙遜には似て、却つて運命の意志を忖度し、窺ふことである、そしてそれは何といふつめたい態度であらう!私はこんなことを考へてゐた...
水野仙子 「輝ける朝」
...それはご謙遜というよりも片意地と申すものでございます...
山本周五郎 「菊屋敷」
...その頃の日本人は皆謙遜であった...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...これでも初めに比べればよほど私も謙遜になっているのを感じるが...
横光利一 「夜の靴」
...失われたものを探し求める謙遜な気持ちにふとなって来るのだった...
横光利一 「旅愁」
...傲慢不遜(ごうまんふそん)で気にくわぬところだ...
吉川英治 「三国志」
...これなん一族の陸遜(りくそん)がひきいて来た十万の味方だった...
吉川英治 「三国志」
...かくて陸遜は、魏の勢を遠く追って、完全なる呉の勝利を取りかえしたばかりでなく、きょう孫権が大敗した戦場まで行って、味方の死体や旗やおびただしい陣具まできれいに収容して来た...
吉川英治 「三国志」
...彼の不遜(ふそん)な思い上がりばかりでなく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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