...この年の秋過ぐるころに...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...過ぐる日、教育大会に私は案内を受けて出るはずであったが出ることが出来ずして、秘書官に祝辞を持たせてやった...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...過ぐるをはゞかりたりとは...
大町桂月 「秋の筑波山」
...其儘心なく打ち過ぐる程に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...通り過ぐる人たちににおって来る傍(かたわら)の叢(くさむら)の花のかおりも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...明石を過ぐる頃から大分発熱して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「人の神(シン)を見ること飛鳥の目を過ぐるが如し...
中井正一 「美学入門」
...わが陋屋の格子先を過ぐるに遇ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その見世物小屋というのは、過ぐる時代に、珍らしい印度人の槍芸(やりげい)のかかった女軽業(おんなかるわざ)の小屋で、その後一時は振わなかったのを今度、再びこの山神奇童が評判になって、みるみる人気を回復しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...過ぐる夜のことを思い起さないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
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前田普羅 「普羅句集」
...余り備はるを求め過ぐるわけではあるまいか...
正岡子規 「病牀六尺」
...シチュウ鍋の図○本文の法にて煮たるものは最初樺色(かばいろ)にて一日二日を過ぐると次第に黒味を帯び来る...
村井弦斎 「食道楽」
...日向の梓越(あずさごえ)と云ふ峯を過ぐるに...
柳田国男 「山の人生」
...私の面目これに過ぐるものはありませぬ...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...――かくて午前十時を過ぐる頃...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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若山牧水 「みなかみ紀行」
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