...羽ばたきをして過ぎ行くのがあり/\と見える...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自分の側を過ぎ行く人...
千家元麿 「自分は見た」
...倏忽(しゅっこつ)に時は過ぎ行く秋の雨昭和八年十月八日 田園調布...
高浜虚子 「五百句」
...しかし過ぎ行くものをして静かに過ぎ行かしめよ...
田山録弥 「百合子」
...その物は夜半にジャーンと鳴り響きて海上を過ぎ行くなりけり...
寺田寅彦 「怪異考」
...梅雨晴れの輝かしい街衢の高みを過ぎ行くものは...
富永太郎 「俯瞰景」
...また子窓(れんじまど)に縄暖簾(なわのれん)下(さ)げたる怪しき入口に五井屋(ごいや)と記(しる)して大振袖(おおふりそで)に駒下駄(こまげた)の色子(いろこ)過ぎ行くさまを描きしは蔭間茶屋(かげまぢゃや)なるべきか...
永井荷風 「江戸芸術論」
...烏の過ぎ行く方をながめていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...過ぎ行く乗物の一行を...
中里介山 「大菩薩峠」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...よらで過ぎ行くところ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...縦(よ)しありたりとも「よらで過ぎ行く」とは言い得ざりしなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...過ぎ行く夏が惜しまれる...
横光利一 「琵琶湖」
...「あんたグレンブルク原作と称する『時は過ぎ行く』見た? カラコラム映画――そんなのあるかな」「いや...
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」
...しかし彼らは永遠を基準として過ぎ行くものを評価する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...享楽が過ぎ行くものなることを諦視するところの道に立ったのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...過ぎ行く人生の内に過ぎ行かざるものの理念の存する限り...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...それによって我々は過ぎ行くものの間に過ぎ行くものを通じて...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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