...民族が具體的なる唯一の最後の普遍であると云ふ意味ではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...普遍の興味を持つ点では遥(はるか)に今日の新らしい作家に勝(まさ)っておる...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...あれを一遍よう乾かして...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...病遍路さんは腎臓脚気でよろ/\して軽井沢――の方へ出て行つた...
種田山頭火 「旅日記」
...かれ等は既に何遍も何遍も想像してゐたのである...
田山録弥 「浴室」
...之が本当は代表している社会的な普遍的必要との間の...
戸坂潤 「思想としての文学」
...曽つて一遍も社会主義的意図を懐いたことがない...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...地獄の中の苦難の中を遍歴する...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...街道には時々遍路者の姿が見えた...
豊島与志雄 「土地」
...そんなにして雨の日も風の日も何遍となくそのへんを歩きまはるのが常であつた...
中勘助 「銀の匙」
...――はてな――怪我でもしやしないかしら――もう一遍聞いて見ようか――すると初さんはのこのこ歩き出した...
夏目漱石 「坑夫」
...彼はこうして日に何遍(なんべん)も珠数の輪を勘定するらしかったのです...
夏目漱石 「こころ」
...頭のなかで何遍(なんべん)も咀嚼(そしゃく)しているうちに...
夏目漱石 「こころ」
...どうか置いて下さいと何遍も繰(く)り返して頼んだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ましてお萩や祭は何遍目を回したことか」「――」「もっとも悪戯(わるさ)と言っても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――実に何遍も何遍ももとへ戻って来るものだから...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...一般に価値とはかように普遍妥当的なものをいうのである...
三木清 「哲学入門」
...同じ法律の第二条が六十歳以後の遍歴を禁じているのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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