...ただ逞(たくま)しいブルテリアが一匹...
芥川龍之介 「浅草公園」
...逞(たく)ましげに肥えたる農夫なるが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...不逞(ふてい)の宇宙魔ミミ族のことは...
海野十三 「宇宙戦隊」
...星宮理学士は大尉の逞(たくま)しい腕にその細首をねじあげられて...
海野十三 「恐しき通夜」
...肉付きは逞しく緊っており...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...もっと空想を逞しゅうすることだ...
豊島与志雄 「自由人」
...すぐに延命の修法(ずほう)だ」「はい」「斉彬公の御所業の善悪はとにかく、臣として君を呪殺することは、兵道家として、不逞、不忠の極じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...戸一枚向うに現在敵が暴行を逞(たくま)しくしているのに...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...惡智慧の逞(たく)ましい從兄や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...太く逞(たくま)しい物干竿(ものほしざを)を外して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二尺にも足らぬ逞(たくま)しく短い矢です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...春のめざめの頃に感じる逞(たくま)しい空想力を...
林芙美子 「新生の門」
...その屋敷へ不逞(ふてい)の徒が何人とか籠(こもっ)て居ると云(い)うので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...おそらく世界中で最も大きな最も逞ましい体躯をもつムッスルマン族の大衆ですらが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...逞しい躯つきであった...
山本周五郎 「青べか物語」
...逞(たくま)しく広い背や...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...また不逞の暴勇のみ...
吉川英治 「三国志」
...今の世に折合えない二十(はたち)の不逞な生命を...
吉川英治 「私本太平記」
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