...そのまま途中で消えてしまうような心もちがした...
芥川龍之介 「路上」
...その途中であのような病態(びょうたい)となられた……」そういっているときに...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...伊豆の温泉へ仕事に来た途中でちょっと立ち寄らせていただきましたとおっしゃって...
太宰治 「斜陽」
...片ちんばの下駄(げた)をはいて出て途中で気がついて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...途中で拾った小さな火山弾の標本をおみやげにもらった...
寺田寅彦 「小浅間」
...埠頭(ふとう)から停車場へ向かう途中で寛闊(かんかつ)な日本服を着て素足で歩いている人々を見た時には...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...質問を途中で打ち切って...
徳永直 「冬枯れ」
...途中で消えてしまった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...途中で放棄していたが...
中島敦 「光と風と夢」
...途中で息が苦しくなって浮き上ったりしているうちに逃がしてしまうことも勿論度々ある...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...途中で、さよう、たっぷり二時間余りも死人と思われていたのだが、やがてわたしは身動きをし、息をし始めた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...主人の儀兵衛は町内の寄合にでかけたという、和助は自分の机でその日の帳締めにかかったが、途中でやめて、手代の増吉を呼んだ...
山本周五郎 「追いついた夢」
...来る途中でも、あの女のことを思いだしたし、この家の異様な空気が、そんな連想をさせたのであろう...
山本周五郎 「山彦乙女」
...最前ここへ来る途中で...
吉川英治 「江戸三国志」
...假にどこかに行く途中で...
吉川英治 「折々の記」
...しかし、その途中で、蜀の高翔(こうしょう)が率いる輸送隊にぶつかったので、戦いは、曠野の遭遇戦に始まった...
吉川英治 「三国志」
...途中でお目にかかっているわけだが?」忠勝は首をかしげた...
吉川英治 「新書太閤記」
...武蔵は岩と岩の間の急な細道の途中で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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