...妾(わらは)が父祖の家は逆臣がために亡ぼされ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...然れば逆臣和泉守に加担して当家へ弓を引かんこと最も其謂(いは)れなく候間...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...勝敗処(ところ)をかえれば忠臣とも逆臣ともなった戦国の世の習いであった...
柳田国男 「海上の道」
...逆臣と呼ばれなければならないのか」宇乃は両手の指を組み合わせた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...遠く元弘三年の昔、九州随一の勤王家菊池武時は、逆臣北条探題、少弐(しょうに)大友等三千の大軍を一戦に蹴散(けち)らかさんと、手勢百五十騎を提(ひっさ)げて、この櫛田神社の社前を横切った...
夢野久作 「近世快人伝」
...――そしていかに主君信長の軍がよく迅く伊丹の逆臣を攻め陥(おと)すかを千秋の思いで待っていた...
吉川英治 「黒田如水」
...おゆるし下さるか」「願うてもないことだ」「必ず逆臣董卓(とうたく)を殺して...
吉川英治 「三国志」
...「逆臣を扶(たす)くる匹夫(ひっぷ)...
吉川英治 「三国志」
...天下のゆるさざる逆臣である...
吉川英治 「三国志」
...やがて征伐される運命にある逆臣ですぞ」「…………」「もし...
吉川英治 「三国志」
...朝廷の逆臣を排し...
吉川英治 「三国志」
...高祖、三尺の剣をひっさげて、義を宇内(うだい)に唱え、仁を布き、四百余年の基(もとい)を建てられしも、末世現代にいたり、中央は逆臣の府、地方は乱賊の巣と化し、紊(みだ)れに紊れ、百姓の塗炭は連年歇(や)まざる状態にある...
吉川英治 「三国志」
...逆臣の血を帝系に入れるなどは沙汰のかぎりであるなどとも蔭口されておりましては...
吉川英治 「私本太平記」
...宮(大塔ノ宮)を殺した怨敵(おんてき)、みかどの逆臣、世をみだす乱賊...
吉川英治 「私本太平記」
...(共に逆臣を討たん)という誓約を送ったとも――その宮津(みやづ)から立帰って来た使者から...
吉川英治 「新書太閤記」
...逆臣津川玄蕃の居城だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...(錦旗に弓をひいた逆臣)というかどで...
吉川英治 「松のや露八」
...おらあ彰義隊くずれの逆臣だ...
吉川英治 「松のや露八」
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