...友人アボットに送った手紙に...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...友人の母や細君を相手にしてその日の晝間を送つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...鉛製のパイプはそれぞれのタンクから裏にある台所のポンプに水を送っていた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...いらしたら私がお脱がせします」そこで珍しい肴をこしらえて魚のために送別の宴をはった...
田中貢太郎 「竹青」
...それをせめてもの慰めにして日を送った...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...旅人を送り迎えしていた(右角が...
直木三十五 「寛永武道鑑」
...文枝さんに自動車で送られて家へついた時にはじめて事情を知った和子は茶の間の隅で初子さんに慰められながら泣いた...
中勘助 「結婚」
...玉屋の宿へ送り込まれました...
中里介山 「大菩薩峠」
...迷亭が「馬鹿だよ」と単簡(たんかん)に送籍君を打ち留めた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...十二の部屋は一つずつ国別になって、各部は、会計、発送、統計に分れ、それぞれの主任の下で百人ぐらいずつの部員が、俘虜名簿の整理、情報、電報の解読、転送などの事務を分担し、玄関の正面には今日までに発送した手紙と電報の集計が大きく貼りだされている...
久生十蘭 「ノア」
...中村の車で送って貰ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...生きて再び私の姿を見て呉れます……」海は大きい胸をたたいてまず何よりもにっこりしたそして鮮(あざやか)な潮の香りをたえず――俺の体に送った泣きたい 笑いたい 手をふりたい!また身をぞんぶんに揺すりあげたい!――この心俺はこうした自由な体にそして...
松本淳三 「再生の日の海を眺めて」
...それから水筒を又一つ入れて達治さんに送っておきましょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...署長は養策に送られて玄関まで来ると「どうぞ御都合のいい御返事をお待ちしております」と繰り返して云った...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...その背後(うしろ)姿を扉(ドア)の外へ見送っているうちに私はやっと吾に帰った...
夢野久作 「冥土行進曲」
...浜藻(はまも)の匂(にお)いを籠(こ)めた微風に送られて響(ひび)いて来た...
横光利一 「日輪」
...龍駕(りゅうが)をお送り申しあげたうえは...
吉川英治 「私本太平記」
...送別の惜しみをわかちあっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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