...飛ばせし槍の效なきに怒り乍らも退きて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...共産主義の勢力が退きファシズムの勢力さえが峠を越えて...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...直ぐ立退きをせねばならぬ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...「あツ」皆な潮の引いたやうに退きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分の萬七の後を追ふやうに別間に退きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ゾロゾロと廊下に退きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」ベッキイはにやにや笑いながらその隅へ退きました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...喜八 (形勢不利と見て退き...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...三人のほうもすぐ二、三歩退き、そのうえ、二人の老人は男の後ろにまわったが、男は二人の老人をその幅広い身体でおおい隠し、その口の動きから判断するのに、遠くてよくはわからないが何か言っているらしかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...弟子退きて思うに...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...大蛇退き帰るところを追い様にまた中ほどを射た...
南方熊楠 「十二支考」
...パールデンと同村の住民クヲテンを懼れ皆立退き老夫婦一對のみ殘る...
南方熊楠 「詛言に就て」
...地震の約三十分後に海水が退き始め...
武者金吉 「地震なまず」
...魏延もいまは進退きわまってしまった...
吉川英治 「三国志」
...今よりここを立ち退き...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃の退き道を、ひた追いに尾(つ)けて、無二無三、追いつめよ」と、馬廻りの士をもって、全軍へいわせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...堤を切って立退きましたれば...
吉川英治 「茶漬三略」
...止むなく再三ビレラの立退きを要求したが...
和辻哲郎 「鎖国」
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