...辨當と酒とを買へば...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...晩のお菜(かず)は香物だけでもいゝからお晝の辨當にはお肴か肉を附けないと機嫌が惡いのさ...
高濱虚子 「續俳諧師」
...辨天樣の池畔などで...
太宰治 「お伽草紙」
...事實N夫人と私とは晝の辨當を用意して來なかつたので...
戸川秋骨 「道學先生の旅」
...其の歸るや直に外務省に入りて辨理公使となり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...從つて異同を辨じ...
内藤湖南 「支那目録學」
...年末にて事辨ぜず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...又鼓が鳴つて船辨慶がはじまつた...
長塚節 「佐渡が島」
...辨慶は八字に髭のある大柄な男で時々瞼をぱち/\と叩く...
長塚節 「佐渡が島」
...おつうげもやつてくろうな」「俺(おれ)も飯(めし)でも食(く)はうかえ」勘次(かんじ)は風呂敷包(ふろしきづゝみ)から辨當(べんたう)の殘(のこり)を出(だ)して冷(つめ)たい儘(まゝ)ぷす/\と噛(かぢ)つた...
長塚節 「土」
...やくざの萬次と親しくなつてゐたのだよ」辨慶の小助はそつと平次の耳に囁きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勘辨して下さいよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...辨次はどうしたんだ」「四つ目の賭場にもぐり込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少(すこ)しも早(はや)く此樣(このやう)な古洋服(ふるやうふく)にお辨當(べんたう)さげる事(こと)をやめて...
樋口一葉 「われから」
...この連中は物の道理をよく辨まへてゐたから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...月見坂上り下りの武士の心にしみつうす墨の花辨慶堂...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...「同(文政)四年、痘科辨要板木を、家元の弟子養子二世医官直郷、通称は先代の名を襲ひ、是家禄を保つ身にて、此板木を売物に出すに就て、善直方へ購取る一件は、余が遺言録一巻中に詳なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...辨難等をありのまゝに言葉にあらはすは實感なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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