...その辺は勿論辛辣なる機鋒を露はしてゐるのに違ひない...
芥川龍之介 「僻見」
...そんな辣腕(らつわん)と質(たち)は違(ちが)つても...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...彼は検事の通性として辛辣(しんらつ)でまた華麗であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...余の場合におけるがごとき悪辣(あくらつ)な病気ではなかった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...細君は上出来の辣韮(らっきょう)のように見受けらるる...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...反対派の跳梁(ちょうりょう)は益々辛辣(しんらつ)をきわめ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...可哀想なお寺は十兩といふ大金を奪られてしまひました」「フーム」贋金使ひのあまりの惡辣(あくらつ)さに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...強引苛辣(からつ)な岡つ引...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...乳剤のむせっかえるような辛辣(しんらつ)な匂いが立ちこめていた...
久生十蘭 「昆虫図」
...この辛辣な追求に逢ったら...
久生十蘭 「魔都」
...辣腕(らつわん)な商人として鳴りひびいた男である...
火野葦平 「花と龍」
...いろんな彼の皮肉な言い草がひどく辛辣味を帯びてくるのであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...探偵小説作家のように物凄い材料を作品の上では取り扱いながら、批評の上では、御座なりな、少年雑誌の投書家のようなほめ言葉を交換しあっているということは、お上品でよいのかもしれないが、もし、率直で、辛辣な批評が、ここで排斥されるとするなら、探偵小説は、ついに温室の中で枯死するより他はないであろう...
平林初之輔 「「陰獣」その他」
...悪辣(あくらつ)な前述の親父が当然の報いを受けたからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...何と悪辣だったことか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...正視できないほど悪辣な猥画屋(わいがや)のトリックに依って画面の拡大されたものだった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...宇喜多家との交渉は黒田官兵衛の辣腕(らつわん)をもって必死に働きかけても...
吉川英治 「新書太閤記」
...実に悪辣な野郎だ』しばく沈黙している間に...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
