...十八円五十銭と云ふのに辟易(へきえき)した...
芥川龍之介 「点心」
...それだけでも多少辟易(へきえき)した上...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...「しかし演説には辟易しました...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...辟易(へきえき)する位(くらゐ)に――世間語(せけんご)からいへば...
直木三十五 「長谷川時雨が卅歳若かつたら」
...」君江はあたりを憚(はばか)らぬ松子の声に辟易(へきえき)して...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...とにかく辟易しようとも共鳴しようとも...
中里介山 「余は大衆作家にあらず」
...阿羅漢(あらかん)も辟支仏(びゃくしぶつ)もいまだ求むる能(あた)わず...
中島敦 「悟浄出世」
...仕舞には自分ながら辟易した...
夏目漱石 「それから」
...姉さんが辟易(へきえき)する程じゃない...
夏目漱石 「それから」
...君の意志の強固なのにも辟易(へきえき)するよ...
夏目漱石 「二百十日」
...少々辟易(へきえき)して内心困った事になったなと思っていると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...龍(りよう)をして遂(つひ)に辟易(へきえき)せしめぬ...
福田英子 「母となる」
...竜をして遂(つい)に辟易(へきえき)せしめぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...彼女の帰京には内心かなり辟易したのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...〈以て山悪鬼を辟く〉の次に...
南方熊楠 「十二支考」
...土中と空中に棲む悪鬼シンナを辟(さ)くと(一八五〇年シンガポール発行『印度群島および東亜雑誌』四巻八号四一五頁...
南方熊楠 「十二支考」
...部屋のなかば迄もさし込む西日に辟易しながら...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...」蟒のたてつゞけに飮んではさすコツプに辟易して...
水上滝太郎 「大阪の宿」
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