...これに辟易(へきえき)した一同は...
芥川龍之介 「邪宗門」
...僕は彼の雄辯に辟易(へきえき)せずにはゐられなかつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...とかく田舎の年忌(ねんき)とか何とか云うやつは――」野村は前以て辟易(へきえき)を披露(ひろう)するごとく...
芥川龍之介 「路上」
...唯だ憲政党の勢力に辟易して殆ど為す所を知らず侯の現在の位地は実に孤立なりと謂ふ可しされど余を以て之れを観るに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...辟易(へきえき)する相手ならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...民僻(よこしま)多き時は自ら辟(のり)を立つることなかれと...
中島敦 「弟子」
...いささか辟易(ひるん)じまった...
夏目漱石 「坑夫」
...大いに辟易(へきえき)した...
夏目漱石 「坑夫」
...レオナルド・ダ・ヴィンチという名を聞いて少しく辟易(へきえき)したうえに...
夏目漱石 「三四郎」
...物理の実験はそううまくはいかない」「インスピレーションには辟易(へきえき)する...
夏目漱石 「三四郎」
...せんだってあの鼻の主が来た時の容子(ようす)を見たらいかに実業家贔負(びいき)の尊公でも辟易(へきえき)するに極(きま)ってるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まさに平次をも辟易(へきえき)させます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その凄まじい弁口の勢いに辟易しながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...太宗が大辟囚を縦ったのは...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その大した風態に辟易して...
松濤明 「春の遠山入り」
...辟邪の力ある槌を鍾馗と崇めたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...波羅奈(はらな)国に仙山ありて辟支仏(びゃくしぶつ)二千余人住む...
南方熊楠 「十二支考」
...――丞相はかくいう趙雲の晩節をあえて枯木の如く朽ちさせんおつもりであるか」これには孔明も辟易(へきえき)した...
吉川英治 「三国志」
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