...去年の相川祭のとき御輿を迎へる提灯を晝間早くから買つて手に持つてゐたのは私と此男と二人きりでした...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...矢張神輿渡御の刻限には火を消さずばなるまいな」「それはもうどちら様がお泊りでも...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...これいろは引節用集の権輿(はじまり)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...お市御料人(ごりょうにん)はまだお輿入(こしい)れにならぬうちから世にも稀なる美人のきこえの高かったお方でござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...成程女は氏なくして玉の輿という...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...かたかたの床には白木造りの神輿(みこし)...
中勘助 「島守」
...市民識者の輿論(よろん)が実情を指摘して居るところであります...
火野葦平 「糞尿譚」
...神輿(みこし)の世話を手つだいだしているのかも知れない...
堀辰雄 「三つの挿話」
...凡そ半時も経たないと神輿は現はれなかつた...
牧野信一 「バラルダ物語」
...紀伊も輿入(こしいれ)の供をした...
森鴎外 「椙原品」
...真剣な意味で非常な輿論(よろん)を捲起(まきおこ)した...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...お乗りください」輿に付いて来た家来たちも口をそろえていうのである...
吉川英治 「私本太平記」
...もどる輿(こし)...
吉川英治 「私本太平記」
...武松(ぶしょう)を英雄の輿(こし)に祭り上げること麓道(ふもとみち)二十町ほど行くと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...……神輿(みこし)が通るのかな...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...花嫁が輿へかくれてからも...
吉川英治 「源頼朝」
...花嫁もなお輿を降りたまま...
吉川英治 「源頼朝」
...なか/\御神輿が上らない...
若山牧水 「木枯紀行」
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