...朋輩の一人に違いなかった...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...新島氏のために名士を官邸に集む我輩は既に十五年以来数度会ってその人物も知っている...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...これ我輩が年来の友人として一意専心...
大隈重信 「日支親善策如何」
...兵役を免除された輩(てあひ)だつたから...
薄田泣菫 「茶話」
...嚮導者は綾子さんの方にゐる先輩山本で...
高濱虚子 「俳諧師」
...僕は東京へ来て、八丁堀(はっちょうぼり)の偕楽園(かいらくえん)や、神田の会芳楼などで、先輩から、所謂支那料理を饗応(きょうおう)された事がありますが、僕は生れてはじめて、あんなおいしいごちそうを食べました...
太宰治 「惜別」
...維新の改革を煽動したるものいずくんぞひとり佐久間・吉田・西郷輩のみならんや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...同郷の者とか以前同じ所で朋輩だったとか...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...重役共が、己のために、斉興を立てて――父の命が、何年あると思うか? それだけの間小康を得て、何になるか?――兄の仕事を、こわして、それで、兄の蒔いた種までが、枯れるとでも、考えているのか?)久光は、重役とか、上士とかの人々の、あせり方と、軽輩が、斉彬の死後、何一ついわず、何一つせず――そして、ひそかに、脱藩して、京師へ、江戸へ、行くのを見ていると(世の中も、ちがってきたが、お国風もちがってきた)と、感じない訳には、行かなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...吾輩は椽側でこの対話を聞いて彼の今日の日記にはいかなる事が記(しる)さるるであろうかと予(あらかじ)め想像せざるを得なかった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...月代(さかやき)の光澤の良い年輩です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...余輩はただ今後の成行に眼(まなこ)をつけ...
福沢諭吉 「学者安心論」
...ゆえに我が輩においては...
福沢諭吉 「徳育如何」
...モノスゴイ眼で吾輩を睨んだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...先輩のヨネ子からこの話を散々聞かされた訳だね...
夢野久作 「二重心臓」
...その腹心の輩(やから)が...
吉川英治 「黒田如水」
...野に潜む宮方の輩(やから)をして...
吉川英治 「私本太平記」
...左右の小姓近衆のほか、召し呼ばれた諸将はあらまし準備のため退いたが――氏家広行(うじいえひろゆき)、稲葉一鉄(いなばいってつ)などの地侍二、三の輩と、直属の堀尾茂助吉晴には、まだ何の指令もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
