...暗い床の間の軸物の中からか...
有島武郎 「或る女」
...懸(か)け軸もない床の間の片すみにはきのう古藤が持って来た花が...
有島武郎 「或る女」
...しかし地球が自軸の周りに回転していると主張したそうである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...地球はその軸のまわりに自転しつつ黄道に沿うて太陽の周囲を運行すると説いたというので...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...自身を軸にして囘轉する...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...そしてこれが旋廻軸にある非常な有効な働きをしてゐる...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々(りょうりょう)たる晨星(しんせい)のごときものがあった...
寺田寅彦 「知と疑い」
...人工的にそして数的に定義された重量という記号化された言葉を枢軸として...
戸坂潤 「思想としての文学」
...地球のこの回転のしかたは、いつも、横腹を太陽の方に向けるやうになつてゐますために、回転の軸の両端、すなはち、北極と南極との両地方は、太陽の熱を受けることが少くて、酷寒の地域となつてゐます...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...これがせんだって御話をした崋山(かざん)の軸(じく)ですと云って...
夏目漱石 「永日小品」
...下の二重丸は、鍵の軸の太さだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近頃はお袖に預けた古筆(こひつ)の茶掛け一軸(じく)と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...餌となる小魚が頭を下にして鉤(かぎ)の軸に体を貫かれ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...梁下の軸は極めて長く...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...わざわざその薹軸を折り取り...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...軸性というのは眼球外という意味なのだそうで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紙入れ、軸、色鍋島(いろなべしま)の壺(つぼ)、しゅちんの帯、そうかと思うと金泥の仏像や嫁入り衣裳、またかなり値(ね)にもならないガラクタ物まで現れましたが、さて、どうしたのか、金吾と釘勘が目をすえて待つ、出目洞白の面箱という声はあがらない...
吉川英治 「江戸三国志」
...床(とこ)に一幅(ぷく)の軸(じく)がかかっていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
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