...躯(からだ)の内部(なか)から何(なに)やら一種(しゅ)の霊気(れいき)と申(もう)すようなものが出(で)て...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...やつれし小躯を湘東の一漁村に養ふの身の上である...
石川三四郎 「浪」
...醫事にも通ずるところがあつて「和蘭全躯内外分合圖」などの著書もあるから庄太夫の蘭語も口眞似だけではなかつたとみることが出來る...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...すなわち短躯矮小(たんくわいしょう)の人物でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...体躯および四肢の外部の病気(膿疱...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...全く邪魔っけな重たい躯なンて不用そのもの...
林芙美子 「新版 放浪記」
...痩せた躯に喰い込むように絡んでいて...
原民喜 「忘れがたみ」
...自身の躯がうんでいるように感じられて...
山本周五郎 「青べか物語」
...連子窓(れんじまど)の障子がうっすら白んでいるようにみえた、頭は濁り、躯はふらふらし、なにかのぬけがらのような感じである...
山本周五郎 「おれの女房」
...客たちは彼女の躰躯(たいく)の大きいのと...
山本周五郎 「季節のない街」
...なあそうだろ」「あの小僧さんはまだ十七になったばかりですよ」「かつ子は十五だぞ」「女と男とは違います」「人躯生理学では違わなくなったんだよ...
山本周五郎 「季節のない街」
...深喜は躯(からだ)を捻(ひね)ってその手をよけたが...
山本周五郎 「花も刀も」
...あのときの顔や躯つきはまだ印象に残っていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...ずぬけて巨(おお)きな躯であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...ふと躯をかたくした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...躯もまだがくがくするようにみえた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...躯にはまだ馬に乗っているような感じが残ってい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...この矮短(わいたん)な一小躯(しょうく)をもっても...
吉川英治 「新書太閤記」
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