...更紗(さらさ)の衣裳の下から見える前足の蹠(あしのうら)がうす赤い...
芥川龍之介 「仙人」
...「蹠(うら)がこんなに痛んでるでせう...
薄田泣菫 「茶話」
...」成程靴の蹠(うら)は学者の生活ほど惨めに擦り減らされてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...藪椿とは対蹠的な趣致がある...
種田山頭火 「其中日記」
...しかし彼らの立っていた地盤は今の自然科学のそれとはむしろ対蹠的(たいせきてき)に反対なものであったように見える...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...資本主義の破壊的危機と対蹠関係に立つものがソヴェート同盟に於ける社会主義建設であることは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...あまりに明らかに過ぎる対蹠をなしているから...
戸坂潤 「読書法」
...わがロシヤのロマン派の特質はヨーロッパの現実ばなれ人種とは対蹠的なもので...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...小指の根本の蹠に...
豊島与志雄 「公孫樹」
...この点において対蹠的(たいせきてき)な関係を示している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...座席の上に横坐りして絹靴下の蹠(あしのうら)を広く一般に公開し...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...役人連のそれとは凡そ対蹠的な相違を示したため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...対蹠点に人が住んでいるなどと考えることは異端とされた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この点アミ族の場合とは対蹠(たいしょ)的だ...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...自分自身のうしろにちぢこまっているようであるのと対蹠(たいせき)的に...
山本周五郎 「季節のない街」
...まつたく對蹠的な相違をもち...
吉川英治 「折々の記」
...その存在は大坂の秀吉といよいよ対蹠的(たいしょてき)な重さを加えている...
吉川英治 「新書太閤記」
...まったく対蹠的(たいしょてき)な主人と家風だったのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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