...顔を蹙(しか)めて見てゐて...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...学士は顔を蹙(しか)めて云つた...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「笑」
...峰飛びて谿蹙(せ)まる今も...
宇野浩二 「それからそれ」
...蹙縮はの針縫いの所のしまり縮まるを言う...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...いやいまだって上品ぶった正人君子たちは彼等の行状には顰蹙(ひんしゅく)しているのです...
太宰治 「惜別」
...かひ/″\しく台所に働いたり洗濯をしたりきちん/\小遣帳をつけたりする今の自分に顰蹙(ひんしゆく)を感ずるのだらうかと...
徳田秋声 「のらもの」
...おふさは蝙蝠傘を蹙めて人足の間を過ぎた...
長塚節 「おふさ」
...すくみといふのは蹙(ちゞ)めた儘(まゝ)の形(かたち)が保(たも)たれるやうに死體(したい)の下(した)から荒繩(あらなは)を廻(まは)して置(お)いて首筋(くびすぢ)の處(ところ)でぎつしりと括(くゝ)ることである...
長塚節 「土」
...其(そ)の蒸氣(ゆげ)の中(なか)に月(つき)が一瞬間(しゆんかん)目(め)を蹙(しか)めて直(すぐ)につやゝかな姿(すがた)に成(な)つた...
長塚節 「土」
...さうだが」只(たゞ)此(これ)だけいつて寡言(むくち)な卯平(うへい)は自分(じぶん)の意(い)を得(え)たといふ樣(やう)に始終(しじう)窪(くぼ)んだ目(め)を蹙(しが)めて手(て)からは煙管(きせる)を放(はな)さなかつた...
長塚節 「土」
...以前(めえかた)は女(をんな)に三年(ねん)作(つく)らせちや畑(はたけ)は出來(でき)なくなるつちつた位(くれえ)だ」「そつから俺(お)ら幾(いく)らも耕(うな)えねえんだよ此(こ)の頃(ご)らそんでもさうだに大儀(こえ)えた思(おも)はなくなつたがな俺(お)らも」おつぎがいふのを卯平(うへい)は又(また)軟(やはら)かに目(め)を蹙(しが)めるやうにして聞(き)きながら...
長塚節 「土」
...皆(みんな)味も卒気もない顰蹙(うんざり)する物ばかりだったが...
二葉亭四迷 「平凡」
...燈(ともしび)の下(もと)に眉を蹙(ひそ)めて沈思していたが...
森鴎外 「魚玄機」
...」椿庭はこういって眉(まゆ)を蹙(しか)めた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...何処(どこ)かけんのある顔の眉(まゆ)蹙(しか)めて...
森鴎外 「そめちがへ」
...顴高く眉蹙(ちゞ)まれる老人は其眼を光らせて筆を揮(ふる)へり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...それを彼の虚偽と顰蹙(ひんしゅく)するであろうほど...
吉川英治 「私本太平記」
...十二使徒(しと)の人々も顰蹙(ひんしゅく)して...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
