...やがて戛々と馬蹄のひびきがきこえだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...蹄(ひづめ)おもに...
薄田淳介 「白羊宮」
...しばらくして又前と同じやうな蹄の音がして...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...要するに観測器械としての感官を生理的心理的効果の係蹄(けいてい)から解放することが...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...引く馬の蹄鉄の三つは古く...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...自分の眼前に駒の蹄が躍り出したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんなことではまことに困った神祖以来の尊き大業賊徒の馬蹄にかけるは歎息数も知らない旗本御家人多くの中には一人や半分忠義なお人が有りそなものだよ三千以上のお高を貪(むさぼ)り惰弱な奴原...
中里介山 「大菩薩峠」
...石蹴る蹄(ひづめ)には火花が鳴る...
夏目漱石 「幻影の盾」
...馬蹄形の頂点になっていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...殆んど蹄も地に触れないで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...遥かに戛々(かつ/\)と馬蹄の音がする――庭の行き詰りが石投で降りる土堤(どて)になつてゐたから下の往来は見降すわけに行かないので彼は...
牧野信一 「村のストア派」
...それは蹄を泥に沒してきよとんとそこに立つてゐる...
三好達治 「艸千里」
...蹄を隠していらっしゃるもんだから...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一打ちでバックの命を叩きだすことができそうな恐ろしい大きな蹄とがわずかに届かないくらいのところで...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...石だたみの街道に馬蹄を響かせて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...降る火の粉と馬蹄の音のほか...
吉川英治 「新書太閤記」
...本土ヲ敵ノ馬蹄ニ足躙(ソクリン)サレ...
吉川英治 「平の将門」
...蹄をあげてゆく悍馬(かんば)と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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